「なぜ今さらパソコンを買う必要があるのか」――。今週末からの新型タブレット「iPadプロ」出荷を控え、米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)はロンドンのイベントでライバルを挑発する言葉を繰り出した。iPadプロは従来の約2倍となる大型ディスプレーを採用し、停滞気味といわれるタブレット市場を活性化して再びパソコン分野まで進出することを狙った製品だ。はたしてiPadプロはパソコンを不要にするほどインパクトのある製品なのか。発売前に1週間ほど試用し、その実力を検証した。
どう考えても腑に落ちない。独フォルクスワーゲン(VW)が、米国内で販売していたディーゼル乗用車で、排ガスに関する試験をクリアするために、違法なソフトウエアを使っていたとされる事件のことだ。 違法なソフトウエアを搭載していたとされているのはVWが米国で販売した2009~2015年型の「ゴルフ」「ジェッタ」「ビートル」と2014~2015年型の「パサート」、そして傘下の独アウディが販売した2009~2015年型の「A3」のディーゼル仕様車の合計約48万2000台だ。米環境保護局(EPA)の発表によれば、これらの車種に搭載されているエンジンECU(電子制御ユニット)のソフトウエアには“スイッチ”(EPAの呼び方)が組み込まれており、このスイッチが「ステアリングの位置」「車速」「吸気圧」などからEPAの排ガス試験中であることを検知すると、ECUが「試験用」の制御ソフトウエアを走らせて、排ガスに含ま
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32歳で数学を学び直しの経営者 10年で利益10倍、中途半端なリスキルはダメリスキリングプレーヤーズ
ウィンドウズ(Windows)の最新バージョン「10」が2015年7月29日に登場する。これまでのウィンドウズとの最大の違いは、無料でアップグレードできること。ウィンドウズ7や8のユーザーなら、ネットを通じてファイルを入手でき、それをパソコンにインストールすればいい。しかも、10にはサポート期限がない。インストールすれば、そのパソコンが壊れない限り"半永久的"に使い続けられるので、これを使わない手はない。登場が間近に迫った今だから抑えておきたいウィンドウズ10の新機能を紹介する。
「日本一になってよかったねというよりも、もっと世界でやらなきゃね、という感じ」 2015年2月16日、社長就任後、初めて記者会見に登場したサントリーホールディングスの新浪剛史社長は、連結売上高でキリンホールディングスを抜いて食品メーカーの首位となった感想を問われてこう答えた。 サントリーの2014年12月期の連結売上高は2兆4552億円。前年度まで食品メーカー首位だったキリン(同2兆1957億円)を初めて、約2600億円上回った。新浪社長の発言からは、もはやキリンなどの日本メーカーをライバルとして捉えていないという様子が伝わってくる。 かつて経営統合を目指した2社だが、破談となった2010年以降、置かれている状況は大きく変わった。経営統合を交渉していた2009年にはキリンの連結売上高がサントリーのそれを約7000億円上回っていた。 それがついに逆転に至った理由について問われた新浪社長は、「
「コマツは建機メーカーの枠を超えて、施工業者を目指しているのではないか。ドローン(無人ヘリコプター)まで使うのには驚いた」。ある建設業界関係者は舌を巻く。 コマツは2月1日、ICT(情報通信技術)を駆使して建設現場の生産性を高める「スマートコンストラクション」サービスを開始する。 ドローンを使って上空から建設現場を測量。設計図面や施工状況、ブルドーザーや油圧ショベルの稼働履歴など、あらゆるデータをクラウド基盤に蓄積する。データを建機に読み込ませて整地作業などを自動化することで「工程全体の効率を2~3割高められる」と、大橋徹二社長は1月20日の記者会見で強調した。サービス利用により削減できた工事コストの約半分を、建機のレンタル料と合わせてコマツが徴収するとしている。 スマートコンストラクションを、単なる「サービスビジネスの強化」と捉えるのは早計だ。キーワードは「3次元(3D)」化。背景には、
2014年12月10日、スウェーデン・ストックホルムで2014年のノーベル賞授与式が開催される。1979年に徳島の日亜化学工業で技術者としての第一歩を踏み出した中村修二氏(現・米カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授)は、青色発光ダイオード(LED)の開発で、ノーベル物理学賞の共同受賞という栄誉に輝いた。今、中村氏は何を思うのか。現在、過去、未来について同氏がその思いを吐露した受賞決定直後のインタビュー(2014年10月下旬実施)を、2回にわたって紹介する。
国民的健康ブームが続く中、睡眠の質の向上に関心を持つ人が増えている。そんな環境を追い風に成長を遂げているのが、千葉県柏市に本社を置く「まくら株式会社」だ。文字通り、800点のまくらを中心に、3万5000点の睡眠関連商品を取り扱う同社。ユニークなのは社名だけではない。まくらに魅せられ、まくらに人生を賭けた河元社長の半生を振り返ると共に、可能性無限大の「22世紀まくら市場」を展望する。 (聞き手は鈴木信行) まずは「まくら株式会社」の概要を教えてください。 河元:まくらを売っている会社です。取り扱っているまくらは約800点。まくら以外にも寝具など睡眠関連商品を3万5000点取り揃えています。現在の店舗数は18店舗。いずれもネットショップで、社員は30人ほど在籍しています。柏の本社以外に、我孫子に配送センターとカスタマーセンターを構えています。2004年4月の設立で、丸10年を迎えましたが、有難
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