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ブックマーク / www.itmedia.co.jp (10)

  • 早川書房が「ネット発の官能小説」を書籍化したワケ

    クールな面持ちの制服少女が、こちらに視線を投げている。ピンクと黒を基調にした表紙に書いてあるタイトルは『JKハルは異世界で娼婦になった』。帯には「『女子高生ハル』が生き抜く手段は『春を売ること』だけだった」とある。あの早川書房が12月に刊行した小説だ。 早川書房といえば、ミステリやSF小説、ノンフィクションを数多く出版している老舗。しかし書は一風変わっている。書いたのは北海道在住の男性。小説投稿プラットフォーム「小説家になろう」の派生サイト「ムーンライトノベルズ」で連載された、異世界転生ものの官能小説なのだ。 「えっ、ネット発? 異世界転生? しかも官能小説?」と頭の上にハテナマークがたくさん浮かぶ方も多いのでは。『JKハル』は2016年10~12月にかけて「ムーンライトノベルズ」で連載。固定読者から支持されていたが、17年8月に突如Twitterで大きく盛り上がり“発見”された。書籍化

    早川書房が「ネット発の官能小説」を書籍化したワケ
  • 「関西は笑いに貪欲でした」 「キンプリ」菱田監督が応援上映の“予想外”を語る

    興行収入が6億円を超え、観客動員数30万人を突破した劇場アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(以下、キンプリ)。「劇場から外に出たら、世界が輝いて見えた」「ずっと流れ星に打たれているようだった」など、観客の感想も斬新なものが多く、特にキンプリの代名詞ともいえる「応援上映」は、実際に体験しないとその当の魅力を知ることはできない。 応援上映とは、声援OK、コールOK、サイリウムOK、コスプレOKという、「映画館ではお静かに」という常識を覆す新しい上映スタイルだ。 例えば、作中のキャラクターが「はい!」と応答する場面では、観客は「いい返事ー!」と反応し、同じくキャラクターが「みんなに、言いたいことがありま~す!」と叫べば、観客が「な~に~?」と返す、という具合だ。サイリウムを振りながらこれを60分続けるのだから、なかなか忙しい。

    「関西は笑いに貪欲でした」 「キンプリ」菱田監督が応援上映の“予想外”を語る
  • 劇場アニメ「キンプリ」は何がすごいのか? “異例の大ヒット”を生んだ「応援上映」の正体

    ここ数カ月、Twitterでたびたびトレンド入りする「キンプリ」の文字。これは、劇場版アニメ「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(以下、キンプリ)の略称で、興行収入が5億円を突破する他、初公開から3カ月以上に渡り上映され続けるなど、名実ともに異例の大成功を収めている。 同作は、アニメ「プリティーリズム・レインボーライブ」に登場する男性ユニットにスポットを当てたスピンオフ作品だ。 キンプリの見どころは、「プリズムショー」と呼ばれるアイススケートをモチーフにしたパフォーマンスショー。一番の見せ場である「プリズムジャンプ」では、各男性キャラクターの心象風景が描かれ、裸で無限ハグをしたり、お尻からはちみつを出したりする。実際に映像を見ないとイメージしづらいだろうが、1度見ると忘れられないほどのインパクトを残すのは間違いない。

    劇場アニメ「キンプリ」は何がすごいのか? “異例の大ヒット”を生んだ「応援上映」の正体
  • 『天地明察』がオーディオブック化 声優・羽多野渉の名演を冲方丁が絶賛

    冲方丁さんの小説『天地明察』のオーディオブック化を記念した制作発表会が6月24日に都内で開催された。発表会には作者の冲方さんと、主人公・渋川春海役を演じた声優の羽多野渉さん(「ダイヤのA」増子透役、「FAIRLY TAIL」ガジル役など)が登場し、制作の裏話などを語った。 オーディオブックとは、書籍の内容を声優やナレーターが朗読したものを録音した音声コンテンツ。両手がふさがり、を開けないような状況でも利用でき、視覚障害などで読書が困難な人でも楽しむことができることから、年々注目を浴びるようになっている。 今回オーディオブック化された「天地明察」は、天文歴学者・渋川春海の生涯を描いた作品。原作は、2009年に発行され、2012年にはV6の岡田准一さん主演で映画化も果たしている。 役に入り込むあまり、涙ぐんだことも 春海役を演じるまで、作品を読んだことがなかったという羽多野さん。昔から漫画

    『天地明察』がオーディオブック化 声優・羽多野渉の名演を冲方丁が絶賛
  • KADOKAWA社内カンパニー制廃止 「角川書店」「富士見書房」、組織名から消える

    KADOKAWAは4月1日付けで社内カンパニー制を廃止した。「角川書店」「富士見書房」など8つのカンパニーに分かれていたが、コミックや雑誌などジャンルごとの「局」に再編。重複していた編集・制作機能を統合し、人員の効率化を図る。「角川書店」や「富士見書房」などのブランドは残っているが、組織名からは消えた。 KADOKAWAは2013年10月、角川書店や富士見書房、アスキー・メディアワークスなどグループ9社を合併して発足。それぞれのグループ会社を社内カンパニーとして再編していた。 4月1日付け組織改編では、社内カンパニーをすべて廃止し、ジャンルごとの「局」に再編。各カンパニーの編集者をジャンルごとに配置し、角川書店や富士見書房のコミックレーベルは集約して「コミックキャラクター局」に、「ザ・テレビジョン」などの雑誌は「マガジンブランド局」に移管する――といった形にした。 また、「ファミ通」などエ

    KADOKAWA社内カンパニー制廃止 「角川書店」「富士見書房」、組織名から消える
  • 科学技術とSF――2人のSF作家は語る、その過去・現在・未来を

    藤井 『Gene Mapper』のセルフパブリッシングでデビューした藤井太洋です。「Gene Mapper」を出版したのは2012年の7月でして、まだ丸3年も経っていない若手作家です。 光栄なことに、長編2作目の「オービタル・クラウド」で日SF大賞を受賞することになりまして、大変うれしく思っております。どうぞよろしく。 長谷 長谷敏司です。デビューは2001年12月で、2009年ぐらいからSF仕事をするようになりました。いまはライトノベルSFで二足のわらじを履いています。日はよろしくお願いします。 藤井 長谷さんは作家デビュー後、すぐに専業作家になられたんですか? 長谷 もともと病気持ちだったこともあって、職に就いてなかったので、デビュー後はそのまま専業作家になりました。 1作1作自分のできることを広げていこうと考えながら書いてはいるんですけど、藤井さんみたいに1作ごとに読者層を広

    科学技術とSF――2人のSF作家は語る、その過去・現在・未来を
  • 「ハイスコアガール」単行本を自主回収 スク・エニ「著作権侵害の認識はない」 連載は継続

    ハイスコアガールは1~5巻と公式ファンブックを刊行済みだが、全て自主回収する。電子版の販売も停止する。電子版購入済みのユーザーの閲覧は引き続き可能で、「現時点で、購入済みユーザーが閲覧できなくなることはない」としている。 「月刊ビッグガンガン」での連載は継続する。アニメ化の予定にも「変更はない」としている。 関連記事 「ハイスコアガール」著作権侵害問題でスク・エニがコメント 人気漫画「ハイスコアガール」がゲームのキャラクターを無断で使用していたとして、スクウェア・エニックスが家宅捜索を受けた問題で、同社がコメントを発表した。 「ハイスコアガール」問題、カプコン・ナムコ・セガはキャラクター使用を許諾済み 漫画「ハイスコアガール」にSNKプレイモアのゲームキャラが無断で掲載されていたとしてスク・エニが告訴された問題で、同作品にキャラが登場するカプコンやナムコ、セガは使用を正式に許諾していたとい

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  • Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(後編)

    Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(後編):「ラブひな」170万ダウンロード突破の衝撃(1/4 ページ) 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題だ。なぜ今この取り組みが注目されているのか? 赤松健氏へのロングインタビュー後編では、漫画文化に対する同氏の考え、そして彼を突き動かすものは何なのかをさらに掘り下げてゆく。 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題となっている。初回のタイトルとして投入された『ラブひな』は、公開から1週間あまりで累計170万ダウンロードを突破。かつて一世を風靡(ふうび)した大人気コミック、かつ無料であるとはいえ、メジャー週刊誌の部数並みの数をこの短期間で達成するというのは極めて異例である。 ITmedia eBook USERでは、週刊連載と並行して「Jコミ」に取り組む多忙な

    Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(後編)
  • Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(前編)

    Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(前編):「ラブひな」170万ダウンロード突破の衝撃(1/4 ページ) 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題だ。無料で公開された「ラブひな」は、1週間あまりで累計170万ダウンロードを突破。なぜ今この取り組みが注目されているのか? 赤松健氏へのロングインタビューを敢行した。 “漫画屋”赤松健に迫る 漫画家の赤松健氏が主宰する広告入り漫画ファイル配信サイト「Jコミ」が話題となっている。初回のタイトルとして投入された『ラブひな』は、公開から1週間あまりで累計170万ダウンロードを突破。かつて一世を風靡(ふうび)した大人気コミック、かつ無料であるとはいえ、メジャー週刊誌の部数並みの数をこの短期間で達成するというのは極めて異例である。 ITmedia eBook USERでは、週刊連載と並行して「Jコミ

    Jコミで扉を開けた男“漫画屋”赤松健――その現在、過去、未来(前編)
  • 3倍速くメモれる!? シャア仕様のポメラ発売、「ズゴック」も一発変換

    キングジムは10月21日、「機動戦士ガンダム」をモチーフにしたデジタルメモ帳「ポメラ DM11G」を12月10日に発売する。シャア・アズナブル、ランバ・ラル、ジオン軍をイメージした3モデルあり、合計で1万5000台限定。価格は3万9900円。バンダイのWebサイトで予約を受け付けている。 ポメラは、モノクロディスプレイとATOKを搭載した文庫サイズのデジタルメモ帳。ガンダム用語をあらかじめ登録しており、「ずごっく」と入力すると、変換候補に「ズゴック」「Z'GOK」「MSM-07」を表示するなど、キャラや機体名をスムーズに入力できる。 起動・終了画面もガンダム仕様になっている。起動時には「ガンダム大地に立つ!!」などテレビアニメのタイトルを表示。終了画面はモデルごとに異なり、各キャラの名場面やモビルスーツのスペックがランダムに現れる演出で、ガンダムの世界観を表現したという。

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