スタンフォード大学のクラブツリー研究所の遺伝学者Gerald "Jerry" Crabtree教授が、「人間の知性は2000~6000年前にピークを迎えており、その後人類の知的、感情的な能力は徐々に衰えている」という研究結果を発表している(INDEPENDENT、論文その1、論文その2、本家/.)。 同の主張によれば、人間は狩猟採集社会として生きてきた時代に進化の99%が終了しているそうだ。これは脳の大きさの変化で明らかだという。歴史の中で農業や都市が発明され、命が脅かされるリスクが減ったことで、知能の低い人間が淘汰される機会が減ったことが、人類の進化(脳の拡大)を止めた原因だとしている。
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