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ブックマーク / fiftyplus.jp (9)

  • スポーツと欧州債務危機、あるいはスポーツニュースの「オヤジ性」について | 50+(フィフティプラス)

    「スポーツニュースは、そういうものだからこそ、心を許している私たちに<日人>であることをじんわりと刷り込みかねない。だから、スポーツニュースは恐いのだ。」何かね、もう積極的に「嫌だ」とか「うるさい」とか絡んでいく気がしないのである。もはやちょっと引き気味。怖いです。気味悪いっす。長野五輪以降、大きなスポーツイベントが来ると、人は何故か心ひとつに束ねられてしまいがちなのは解ってたけど、今回のワールドカップは束が太い。結束してるヒモがきつい。凄いな。いや、別に束ねてどうしようとしているわけではないことも、時が過ぎれば驚くほどの早さでバラけることも知ってるけど。 ナンシー関「テレビ消灯時間」(「週刊文春」02年6月20日号) 今回取り上げるNHK記者、ニューズウィーク日版副編集長を経て、現在では立教大学兼任講師(メディア・スタディーズ)でもあるジャーナリスト・森田浩之氏の「スポーツニュ

    satis
    satis 2012/12/08
    スポーツニュースが作り出す「ヒーロー像を通して示す、在るべき国民の姿」について。ステレオタイプが視聴者とニュースメディアの共同正犯によって作られるさま。欧州債務危機は…ちょっと風呂敷広げすぎ?
  • 突如消えた日経ビジネス記事に思う―「権力のチェック機構のチェック機構」の必要性 | 50+(フィフティプラス)

    突如消えた日経ビジネスのとある記事。読んだ後の感想は、「ああ、確かにこれは消されるわ」であった。ただ、この感想は納得ではなく諦めだ。昨日、知人から日経ビジネスのウェブ版に掲載されたとある記事を、「この記事、消されてるけど気になりますね」と教えていただいた。 その日は検索で1ページ目だけのキャッシュは見つけただけで「ああ、続きは読んでみたかったな」と思っていたのだが、今日になって全体のキャッシュがシェアされてきたので他の作業をほっぽり出して読んでしまった。 読んだ後の感想は、「確かにこれは消されるわ」であった。 ただ、この感想は納得ではなく諦めである。 (cache)外国人ジャーナリストが驚いた日メディアの惨状:日経ビジネスDigital 記事はニューヨーク・タイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏にジャーナリスト大野和基氏が聞き取り取材を行ったもの。興味深く読ませていただいた。

    satis
    satis 2012/10/18
    突如削除された日経ビジネスの記事とオリンパス問題。『「日本経済新聞社が当時のオリンパス(情報源)と関係が近すぎたのではないか」という指摘については、検証された覚えもない』
  • 誰もが知っている「ザビエル」画の、それほど知られていないコト | 50+(フィフティプラス)

    歴史の教科書で誰もが知っている「ザビエル」の絵画。みなさんはこれがどこの国で作られたかご存知でしょうか?当エントリ内のすべての画像はクリックで拡大表示されます。 気になる画像はクリックしてお楽しみ下さい。 作者不明「聖フランシスコ・ザビエル肖像」紙着色、17世紀初期、神戸市立博物館 上にある作品は、多くの人が歴史の教科書等で見た事があると思います。そう、「聖フランシスコ・ザビエル」の肖像画です。ザビエルとは、イエズス会の宣教師で、1549年に布教の為に日を訪れました。その後1551年に日を去りますが、中国での布教も必要と考え、翌年の9月に中国の上川島に到着します。しかし、そこでの活動は思う様にいかず、同年12月、同地で生涯を終える事になります。この様に書くとザビエルは一介の宣教師でしかないように思えますが、実はイエズス会の創立者の1人でもあります。 イエズス会というのは、1534年

    satis
    satis 2012/10/04
    フランシスコ・ザビエル画の背景にある宗教的・歴史的経緯と、布教の為の模写を行った日本人たち。パースがやや甘いが、デフォルメに走りがちな所に親近感がw
  • 「世のお母様方、お子さんをオリンピック選手に育てちゃダメだ」 | 50+(フィフティプラス)

    PHOTO: Team GB by Mostly Dan via Flickr 気づいたら、オリンピックが終わっていました・・・。オリンピックに関するニュースばかりを読んでいたので、肝心の競技の方は見るのを忘れていました。オリンピックは終わってしまいましたが、このオリンピック特集シリーズにもうしばらくお付き合い下さい! さて、今回はSmartMoneyからの記事です。文では、オリンピックという華やかな舞台で活躍するアスリートの厳しい経済状況を解説しています。 Mama, don’t let your babies grow up to be Olympians. “世のお母様方、自分のお子さんをオリンピック選手に育てちゃダメだ” これは私がWillie Nelson/Waylon Jenningsの曲のタイトルをもじったものだ。(オリジナルは”カウボーイに育てちゃダメだ”)ただ、オリン

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    satis 2012/08/15
    アメリカでのアスリートは経済的に厳しい状況に置かれている。高騰する大学授業料の問題にも似ていて興味深い。それでも最多メダル獲得数なのはなんで?
  • オリンピック開催都市が経済学的に失敗する理由 | 50+(フィフティプラス)

    オリンピックが始まり、はや数日。現地では、世界中からオリンピックを観戦しにきた人々がレストランやショッピングなどを楽しみ、消費が伸びて英国内の景気が刺激される、という期待を寄せている人たちが多くいます。 しかし、Daily Mailはオリンピックの影響で、ロンドン中心部が閑散としている様子を写真付きで報じています。 果たして、オリンピックは開催都市の経済にとって良いのでしょうか? 今回は、この疑問を真っ向から否定するThe Atlanticの記事をご紹介します。 最初に結論を言ってしまえば、私がオリンピック開催都市が経済学的に失敗する理由は下記の通りだ。 (1) オリンピック招致のプロセスは関係者の利益によって乗っ取られているから (2) インフラやオリンピック関連施設の建設が過度になるから (3) オリンピックが観光事業を成長させたというデータは極めて少ないから オリンピックは多く

  • http://fiftyplus.jp/2012/02/06/japan_recession/

    satis
    satis 2012/06/25
    日本の不況について説明する3つの経済理論の違いが面白い。総需要不足から政府による公共投資を=ケインズ派 通貨供給量を増やす=マネタリスト 景気循環なので放っとけば治る政府介入すんな=オーストリア学派
  • 日本が債務危機を免れている仕組み | 50+(フィフティプラス)

    Bank II – OiMax | Flickr – Photo Sharing! いくつもの金融危機に関する有名な研究では、公的債務がGDP比で80%を超える国は重大な問題に直面すると強く主張している。国家債務の比率が対GDPで220%に上る日は、これまでの経験則と研究から言えば、だいぶ前に破綻しているはずだ。しかし、日はなぜか債務危機を免れている。 実際に、日国債に売り投資をしてきた投資家はここ数年負け続けている。過去20年間で彼らが犯した間違いは、日国債をショート(空売り)したことだ。多くのトレードは涙を呑む結果となった。過去20年間に渡りゆっくりと、しかし着実に金利が低下している日では、日の金融は持続不可能という仮説にベットしてきた投資家は、投資において最も難しい教訓を学ばなければならなくなっている。それは、「早すぎることと間違うこととの間に、違いはほんとんどない」とい

  • 「時給あたりビッグマック個数」が教えてくれる生き方のヒント(野口能也コラム) | 50+(フィフティプラス)

    1 豊かさの指標を探る – 時給あたりビッグマック個数 生きるために働いて得た金を、衣住に注ぎ込み、また好きなことに使う。時には貯めてみたり、その山をい潰しながら、将来について作戦を練る。そんなふうに暮らしについて考えるとき、一時間働くことで何個のビッグマックがべられるのか、とても気になる指標に違いない。経済学者オーリー・アッシェンフェルターが最近発表した、なんともカジュアルだが、しかし実に魅力的な仕事を、すっかり気に入ってしまった。すこしだけ働いて、たくさんのビッグマックがべられるのなら、もちろんいしん坊にも、あるいは仕事の量を減らしたいノンビリにも、当然のように素敵なことだ。できればシャツだって、あるいは部屋も、すこしだけ働いて手に入ると嬉しい。もちろんクルマやら楽器だって同じだ。できれば働かなくても手に入ると、もっと嬉しい。 振り返って考えてみると、きっと時給あたりビッグ

    satis
    satis 2012/06/21
    「商品の価値」と「それを手に入れるための労働」について考えさせてくれるビッグマック指数。日本の時給あたり個数が高いのはデフレ…ではなく他に旨い飯屋がいっぱいあるからかも~?モスバーガー指数がほしい。
  • 将来の日本を探るなら「田舎のアラフォー」に注目せよ | 50+(フィフティプラス)

    先日、とある会で以下の資料を広げてあれこれと好き勝手会話していたのだが、バランスの取れたレポートという評価で参加者が一致したために掲げておく。ちなみにレポートのリリースは2011年10月7日である。 J-INSIGHT 日は経常赤字に転じるか? – Morgan Stanley MUFG http://www.morganstanleymufg.com/economicforum/jaew/docs/jaew_111007.pdf タイトルはいまなお議論が繰り返されるポイントであり、レポートの論点は豊富なのだが、個人的には筋からは少し離れて、この資料中のとあるグラフに注目してしまった。なので、今回は下のグラフをネタに書いてみることにした。 上記のグラフを端的に表現するならば、「年金もらってるヤツらは意外にカネ貯めている」。 「意外に」と述べたのは、これがトレンドであるならば、この点

    satis
    satis 2012/06/21
    少子高齢化の伸長で日本の貯蓄は高齢者に集まっている。では、その貯蓄は今後どこへ行くのか。相続を受けるであろう「田舎のアラフォー」世代の動向が、その地域の経済の盛衰を握りそう。
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