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ブックマーク / ncode.syosetu.com (8)

  • 薩摩転生 ~サツマン朝東ローマ帝国爆誕~

    天正十五年(1587年)正月、桜島の異常な光に包まれた薩摩半島は、島津家ごと西暦1453年の黒海沿岸に転移してしまう。 島津家の十字の紋を見たビザンツ帝国と戦争中のオスマン帝国皇帝メフメト2世は、謎のキリスト教徒を屈服させるべく、薩摩の地に踏み入る。 オスマン軍を迎え撃つは、島津家四男・家久。 一方、オスマン帝国によって滅亡の危機に瀕していたビザンツ帝国皇帝コンスタンティノス11世は、起死回生の一手として島津家との同盟を申し出る。 だがそれは、島津家に「ローマ帝国再興」を大義名分としたヨーロッパ征服のお墨付きを与えるものであった。 ビザンツ帝国に臣従し、皇帝を傀儡として神輿に担いだ島津家は、中断された九州平定の憂さを晴らすかの如くヨーロッパ、アナトリア、ロシア、北アフリカで猛威を振るう。

    薩摩転生 ~サツマン朝東ローマ帝国爆誕~
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    sato-gc 2021/08/24
  • 金太の超カオス・レビュー - 『補給戦』:戦略書(マーチン・フォン・クレフェルト)

    今まで『孫子』やクラウゼヴィッツの『戦争論』を読んできた方はそう多くはないだろうが、読んでいるとふと気づくことがないだろうか。それは補給に関する概念がほとんどない、ということだ。特に孫子では顕著に補給の概念が抜けているような記憶があるが、読み返してないので分からない。ただ、孫子といえば「兵は神速を貴ぶ」(だったかどうか覚えてないが、だいたいこういう意味のこと)であり、「城攻めは下策」というのが全編に共通して言われていることだ。では、なぜ城攻めが下策なのだろうか。それは補給の概念がない戦争では糧は周囲から取ってくるしかなく、一箇所に長くとどまると周囲の糧が尽きてあっという間に飢えてしまうからだ。 書のタイトルからして挑戦的である。補給にわざわざ『戦』とつけてある。これが原題なのか、それとも和訳時の意訳なのか分からないが、このタイトルは書の中身を一言で言い表している。 補給こそ、まさに

    金太の超カオス・レビュー - 『補給戦』:戦略書(マーチン・フォン・クレフェルト)
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    sato-gc 2021/04/28
  • ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」

    はじめに言っておきますが、「中世ヨーロッパの収穫率(播種量→収穫量の倍率)が3倍程度だった」というのは資料上確かな事実であり、これ自体を否定する気は一切ありません。 しかしながらここから「ヨーロッパの農民は常に少ない収穫に苦しんでいた」だとか、「30倍にもなる稲は麦より優れた作物だ」なんて話に進んでいくのを見ると、それはちょっとおかしいぞと思います。 今回はそうした状況を生じる要因について見ていきながら、この数字のトリックを暴いていきたいと思います。 ■灌漑に関する話 農業の大きな区分として「天水農業」と「灌漑農業」があります。 これらは作物に対する水の供給方法の違いであり、前者は基的に降雨からのみ、後者は河川等から人為的に引き込む方法をとります。 日がどちらかといえば完全に後者が多く、代表的なのは言うまでもなく水田稲作でしょう。 また学校教育の世界史なんかでも、文明成立=灌漑農業とし

    ここがヘンだよ農業チート - 「中世ヨーロッパでは播いた量の3倍しか収穫がなかった」
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    sato-gc 2021/04/05
  • 我輩は猫魔導師である! 〜キジトラ・ルークの快適ネコ生活〜

    【書籍化】ファンタジー世界で、チートなさんがお貴族様のペットとしてスイーツをバラまきつつ、トマト様の下僕としてほのぼのと無双をかますお話です。 (※あんまり戦いません) (※が神) 一二三書房様のレーベル、「サーガフォレスト」より、おかげさまで好評発売中! ハム先生の美麗なイラストは書籍版にてぜひ! また「コミックポルカ」「ピッコマ」等にて、コミカライズも連載中! 担当は三國大和先生、てんこもりです(゜∀゜) 書籍は1~5巻、漫画版は1~3巻が発売中。 こちらのWEB版は毎週金曜・18時頃に更新予定です。 たくさんのアクセスありがとうございます。 相変わらずののんびりペースですが、引き続きよろしくお願いいたします。 1・が生まれた日 2020/12/09 18:35(改) 2・も歩けば精霊さんに出会う 2020/12/09 18:36 3・罪と 2020/12/09 18:36

    我輩は猫魔導師である! 〜キジトラ・ルークの快適ネコ生活〜
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    sato-gc 2020/12/10
  • ミリオタでなくても軍事がわかる講座

    ツイッターでつぶやいた「ミリオタでなくても軍事がわかる講座」を書き直しました。ミリオタや研究されている方にはお勧めしません。ごくかい摘んで軍事、特に「戦闘の原則」を紹介しています。 始めに・軍人さんは戦争がイヤ 2012/10/27 23:30 隣は何をする国ぞ 2012/10/28 00:14 ランチェスターさんは偉かった 2012/10/28 12:25(改) 戦闘の原則その一・「目的の原則」って何? 2012/10/29 23:38(改) 戦闘の原則その二・「主動の原則」って何? 2012/10/30 23:17(改) 戦闘の原則その三・「集中の原則」って何? 2012/10/31 23:23(改) 戦闘の原則その四・「戦力節約の原則」って何? 2012/11/01 23:04(改) 戦闘の原則その五・「機動の原則」って何? 2012/11/02 22:50(改) 戦闘の原則その六・

    ミリオタでなくても軍事がわかる講座
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    sato-gc 2018/01/22
  • 序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)

    息子へ。 母です。お元気ですか。 あなたが異世界に行ってから、もう2年が経ちました。 そちらは住み良い世界ですか? 今も冒険の旅の途中ですか? ちゃんと幸せに暮らしていますか? ……皆さんは、ご存知だろうか? 世に発表されている『異世界転生・転移もの』のライトノベルのうち、実に七割以上が、 “交通事故で我が子を失った母親” の手によって書かれているということを。 そんな小説を読む皆さんのための、序文(全異世界ラノベ共通仕様)です。

    序文「息子へ。」(※すべての異世界ものラノベを読む方は、最初にこの序文をお読みください)
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    sato-gc 2017/08/03
  • 幻想再帰のアリュージョニスト

    2-1 氷血のコルセスカ 2014/04/03 17:00(改) 2-2 転生者(ゼノグラシア) 2014/07/13 11:13(改) 幕間 『悪夢』 2014/04/04 17:00(改) 2-3 魔女と狂犬 2014/04/05 17:00(改) 2-4 六淫操手 2014/07/13 11:16(改) 2-5 王獣カッサリオ 2014/07/13 11:17(改) 2-6 がらくたなんかじゃない 2014/07/13 11:17(改) 2-7 炎は黄金を証明する 2014/07/13 11:18(改) 2-8 その視座の名はゆらぎの神話 2014/04/06 17:00(改) 2-9 シェイドラン 2014/04/07 23:00(改) 2-10 春の魔女 2014/07/13 11:20(改) 2-11 欠落と渇望 2014/07/13 11:20(改) 幕間 『前夜』 2014

    幻想再帰のアリュージョニスト
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    sato-gc 2014/09/06
  • 女子高生は、ライトノベルを批評する(仮題) - 竹宮ゆゆこ「とらドラ!」

    ”ここにあるいっさいは、小説の一登場人物によって語られているものとみなされるべきである”(ロラン・バルト『彼自身による ロラン・バルト』) 「貴女(あなた)、櫛枝実乃梨(くしえだみのり)は好き?」 一般教室の半分くらいの広さの部室。 部屋の奥の壁面一面には天井まで届く高さの棚が並び立っている。 一冊のを手にとった女生徒は、出入り口とは反対側の窓辺で優雅に寛ぎながら読書していた黒髪長髪の女生徒にそう語りかけた。 「文子(ふみこ)お姉様、日は竹宮ゆゆこ『とらドラ!』とお見受けいたします」 貴女、と呼びかけられた女生徒は顔を上げて文子にそう応じると、探るような視線を文子へと向ける。 「そうね、沙羅(さら)。わたしは櫛枝実乃梨が好きよ。ひとえに、彼女には虚無があると思うの」 そう物憂げに宙を見る文子の理知的な眼差しに沙羅は心を奪われてしまう。 文子は端正で整った顔立ちをして

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    sato-gc 2012/03/23
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