トップページ > Design Center > プロセッサ > ADI社が「SHARC」の新ファミリを発表、高性能品と低消費電力品で普及帯を狙う アナログ・デバイセズ(以下、ADI社)は2010年4月、同社の32ビット浮動小数点DSP「SHARC」の製品群を拡大、「ADSP-2148x(以下、2148x)」と「ADSP-2147x(以下、2147x)」の2ファミリを発表した。2148xは高性能であることを特徴としており、2147xは低消費電力であることを訴求した製品となっている。 2148x/2147xは、ともにSHARCの第4世代品に当たる。第4世代品としては、「ADSP-21467」と「ADSP-21469」が先行して量産されているが、これらがハイエンド向けなのに対し、2148x/2147xは普及価格帯の機器を狙ったものである。民生/産業用機器をはじめ、医療機器、車載機