三洋電機と米ON Semiconductor Corp.は,三洋の半導体事業をON Semiconductorへ譲渡することで両社が最終合意したと発表した。譲渡するのは,三洋の子会社である三洋半導体,および三洋が所有する半導体関連資産である。これらをON Semiconductorは約3億6600万ドル(90円/米ドル換算で約330億円)相当の現金と株式で買い取る。取り引きは2010年12月末までに完了する予定。
旧アイピーフレックスの動的再構成プロセサ「DAPDNA」関連製品が,2009年7月の同社破綻から約1年を経て,復活することとなった。DAPDNAシリーズのユーザーであった東京計器が,DAPDNA関連製品の販売・サポートを2010年5月から開始した。自社で同デバイスを活用するだけでなく,ユーザーとしての立場を越えて「新規事業として社外に積極的に販売していく」(東京計器 代表取締役専務の秋田芳助氏)。旧アイピーフレックスで開発を担当していた技術者が7人,東京計器に入社しておりサポートを担う。顧客へのチップの納入などの代理店業務は,緑屋電気が担当する。
会期:5月21日~23日(現地時間) 会場:米カリフォルニア州サンノゼ DoubleTree Hotel 「Scorpion」は、Qualcommが携帯電話用に開発したプロセッサである。携帯電話のプロセッサには、大きく通信関係を処理するベースバンドプロセッサと、メールソフトなどのユーザーが操作する機能を担当するアプリケーションプロセッサがある。このScorpionは、アプリケーションプロセッサである。ただし、このプロセッサは単体で提供されるのではなく、携帯電話用のプラットフォームSnapDragonの一部として提供される。 このプロセッサは、簡単にいうとARMv7をベースに、浮動小数点処理などの性能強化と、低消費電力化を行なったプロセッサだ。スーパースカラーでアウトオブオーダー実行するなど、性能面でもかなり強化が見られる。プロセッサ自体は、汎用だが、携帯電話用デバイスの一部として提供される
昨年5月から始めたこのコラムも間もなく1年になるが,3月末でコンサルティング業務をすべて終了し現在は再就職準備中なので,このコラムも終了させていただくこととなった。今後,レポート記事を書くこともあるかもしれないが,今までのように自由な立場で論ずることはできないと思うので,コラムとしては次回で最終回とさせていただきたい。これまで実に多くの方々に読んでいただき,この場をお借りして心から感謝申し上げたい。また,多方面から様々な反響をいただいただので,苦労して書いた甲斐があったと満足している。これまでお世話になったFPD業界や関連学会の方々にこのコラムを活用していただけたのならば,コラムニストとしてまたエンジニアとして本望である。 さて,今回と次回は内容が多いので,前編と後編に分けて2回連続で述べてみたい。まず「Samsung as No.1 ~世界最強のトップダウン・マネジメント・カンパニー」と
1つのシステムを1つのICで実現――SoCのコンセプトは明解で、非常に魅力的なものであることに間違いはない。しかしながら、実際にはSoCのように、1つのICにすべてを集積することが最適であるとは限らない。複数のICに機能を分割し、マルチチップでシステムを構築するほうが、SoCを用いるよりも賢明な場合が少なからず存在するのだ。 by Paul Rako SoCは常に最適な解なのか? これまで、SoC(System on Chip)は、“電子部品の理想形”とも言える存在だった。機器設計者にとって、小さなチップ上に多くのデジタル回路を搭載し、機器を高機能化できることは大きなメリットだった。つまり、SoCは、より小さく、より高度な機能を容易に実現してくれる存在であった。だが、今日その状況に変化が訪れつつある。 SoCは、非常に多くのデジタル回路を搭載するために、最先端の微細プロセス技術で製造する
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