現代人の睡眠時間は、ここ最近徐々に短くなってきているという。2001年には8時間以上の睡眠を取る人は全体の4割近かったが、現在では3割を切ることが最近の調査でわかった。 一方で睡眠時間と脳卒中になるリスクの相関性がアメリカで発表されたが、6時間に満たない睡眠時間の人は、8時間以上眠る人の4倍以上の脳卒中リスクに晒されているとの報告に驚きが広がっている。 これまで脳梗塞リスクを高める要因として、脂っぽい食事や運動不足による肥満が挙げられてきたが、今回のこのリポートは5666人の健康な大人を対象に、3年に及ぶ経過観察を経て発表された。 「不十分な睡眠は心臓血管系に明らかに悪い影響を及ぼす」、と調査を担当した専門医は警告を発している。出典元:Lack of sleep increases stroke risk - USA Today(6/11)