再生可能エネルギーの普及に力を入れているブルガリアでは、高騰する電気料金の値下げを求めるデモが国内各地で相次いで、内閣が総辞職することになり、今後、国のエネルギー政策を最大の争点に、議会選挙が行われることになります。 ブルガリアは、エネルギーを自給しようと国内の電力の3分の1以上を原子力発電で賄う一方、風力など再生可能エネルギーによる発電を10%余りに高めて普及に力を入れています。 しかし、電気料金は、再生可能エネルギーの発電コストが上乗せされて、この1年で13%値上がりし、冬場の寒さで電気の使用量が増えて、今月に入り国内各地で値下げを求めるデモが相次いでいました。 今後のブルガリアの動向については「電気料金を抑えるために原子力発電をさらに推進するかや、再生可能エネルギーの普及をどこまで進めるかなど、国のエネルギー政策が選挙の最大の争点になりそうです」とある。エネルギーの自給を目指して原発