ブックマーク / syukan-anko.hatenablog.jp (8)

  • 神保町の豆な「豆大福」 - 週刊あんこ

    豆大福の名店と言えば、西は京都「出町ふたば」、東は護国寺「群林堂」があまりに有名だが、その他にも「おっ」と言いたくなる豆大福が探せば結構ある。 東京の古街・神田神保町の和菓子処「文銭堂(ぶんせんどう)」の豆大福もその一つだと思う。 有名どころと違うのは小粒なこと。だが、山椒は小粒でも・・・の格言どおり、これがスグレモノで、1個230円(税込み)と安くはないが、その豆へのこだわりと洗練度は名店に負けていないと思う。 写真を投稿 写真を投稿 今月のファイル利用量 0% 昭和24年(1949年)創業。すずらん通りに店を構え、「銭形平次最中」を目玉にしているが、上生菓子のレベルも高い。 粉がたっぷりかかった豆大福を備前の皿に載せる。黒々と目立つ赤えんどう豆のこだわりが見て取れる。京都の和菓子通友人が「東京の豆大福はダメ。赤えんどう豆が柔らかすぎる」と一刀両断していたが、その言葉はこの豆大福には

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    satomi77 2018/07/05
    おいしそうですねー
  • 新潟名物笹だんご賛歌 - 週刊あんこ

    飛び切りおいしい笹だんごをべたくて新潟まで足を運んだ。 首都圏などで最近よく目にする笹だんごは、添加物も多く、物とは言えない。 笹だんごファンとしては、そう断言したくなる。 それなりにはおいしいが、こんなものではないはず、という思いが強い。 昔味わった、あの素朴な笹だんごはないか? で、明治16年(1883年)創業の「笹川屋」に辿り着いた。 小さな店構え。最古参の笹だんご屋さん。豆大福やさくらも美味そうだが、ここはやはり笹だんご。1個150円(税別)なり。一つなぎ5個(同750円)を買い、近くの区役所センター喫茶コーナーでべることにした。 よもぎであんこを包み、さらに笹の葉で包み、イグサの紐で縛り、蒸し上げる。それゆえに何とも言えないきれいな香ばしさが立ち上がってくる。 笹川屋の笹だんごは笹の葉が3枚、イグサ紐を解き、笹の葉を取ろうとするが、くっついて上手く取れない。じれった

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    satomi77 2018/03/30
    おいしそうですね☆
  • 薄皮饅頭やっぱり美味い - 週刊あんこ

    柏屋の薄皮饅頭(うすかわまんじゅう)について書くのは気が引ける。 あまりにもポピュラーになっているからだ。それでもこの饅頭は避けて通れない。 創業が江戸時代嘉永5年(1852年)。初代が奥州街道郡山宿であんこを薄い皮で包んだ蒸し饅頭を売り出したところ、これが当たった。黒船来航の約一年前。 当時は砂糖が貴重だったので、現在のものより甘さは控えめで、塩が効いたものだったと思う。それでもめっぽう美味かったようだ。 それが五代目の今では、福島を飛び越え、首都圏でも「薄皮饅頭」と言えば「柏屋」という連想になるほどの存在になっている。 何よりも皮の薄さとこしあんの美味さ、それに加えて値段の安さ(1個90円=税別)が絶妙である。 最近はつぶあんも人気になっているが、元々はこしあんだけ。口に入れた瞬間のしっとり感と舌に溶けていくきれいな風味がとてもいい。その後味のすっきり感。 小豆は北海道十勝産を使用。工

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    satomi77 2017/09/25
    あんこビッシリ!とってもおいしそう☆
  • 自家製あんこに挑む - 週刊あんこ

    あんこ作りは難しい、と言われている。 当か? そりゃあ、プロのレベルのものを作ろうと思うからだと思う。 フツーに作れば、それなりに美味いものができる、というのが結論。 要はやるかやらぬか、だと思う。 あんこが苦手な人はこの際置いといて。 で、作ってみた。 北海道十勝産小豆(1キロ)。それに砂糖は今回は三温糖(800グラム)、塩少々。 材料はこれだけ。 小豆を水洗いして、鍋にたっぷりの水を入れ、強火で沸騰させる。小豆が踊り出したら中火にして15分ほど炊く。 それをザルに移して、小豆を冷水で洗う。いわゆる渋切り。渋をわざと残す人もいるが、今回は一回だけすることにした。 たっぷりの水でもう一度沸騰させたら、今度は弱火でじっくりと炊く。アクをていねいに取りながら、慈しむように。 40分~1時間ほどで、小豆の具合を見てみる。手に取ってみて指先ですぐ潰れるほど柔らかくなっていたら、ここで砂糖を三分の

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    satomi77 2017/06/13
    「あんマーガリンモーニング」おいしそう☆
  • 十条の金星「いちご草餅」 - 週刊あんこ

    あんこ菓子にも出会い系がある。 さよならだけが人生、ではない。 東京・北区の十条銀座商店街をぶら歩きしていると、甘味処「だるまや」が見えた。 入り口にはのり巻きやおいなり、だんご、豆大福などが雑然と置いてあり、下町の菓子屋の佇まい。 目が吸い寄せられるように、一点に向かった。 「あまおう草」 いちご大福は今やどこにでもあるが、いちごの草というのは初めて。しかもいちごの王様「あまおう」とは。 見事なよもぎの草に包まれるように、「あまおう」が鮮やかな色で片目をつむった・・・気がした。胸がピコピコ。 こしあんとつぶあんがあり、つぶあん(280円)を頼んだ。それを奥の喫茶コーナーで、コーヒーを飲みながら、味わった。 この春、最大のびっくり。 よもぎの美味さ。あまおう(減農薬栽培)の滴るような甘さ。 何より、つぶあんが素晴らしかった。 あまりに柔らかな甘みと風味。口中にそよ風が立った。

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    satomi77 2017/05/27
    めっちゃ食べたい!
  • 東京和スイーツの傑作 - 週刊あんこ

    あんまり暑いんで、今日は冷たいあんこの話。 小倉アイスの元祖が東京・湯島にある「みつばち」と知っている人は少ない。 明治42年(1909年)創業。もともとは氷あずきが目玉だったが、二代目のとき、冷夏で売れ残ってしまった。もったいないので桶(おけ)に入れて冷凍庫に入れて保存して置いたところ、たまたまべてみたら、これが美味かったそう。 で、「これはイケる」となって、大正4年(1915年)に売りだしたところ、当時の東京っ子の舌を魅了した。小倉アイスの誕生秘話で、四代目の今もみつばちに伝わっている。 そのなめらかな舌触りと大納言小豆の風味の素晴らしさは、一度べると病み付きになるレベル。いまべても実に美味いのだから、当時の東京っ子の驚きがわかる。 で、その小倉アイスと鹿の子あんこをドッキングしたのが、「小倉鹿の子」(税込み580円)である。 小倉アイス(大きい)を半分覆うように鹿の子あんが雪崩

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    satomi77 2017/05/24
    黒蜜たっぷりかけて食べたいです☆
  • 「よもぎ餅」訪ねて三千里 - 週刊あんこ

    夢にまで見た、幻のよもぎ・・・。 京都に住む友人から、その存在を知ったのは3年ほど前。彼が上京した折に、わざわざ手土産に持ってきてくれた。 賞味期限はその日中ということだったので、夜、みんなで折詰を開けると、瑞々しいあんこで覆われた、見事なよもぎが整列していた。 何よりその美味さが、京都・北野天満宮そば「澤屋」の粟(あわ)に匹敵していた。 このよもぎこそ奈良・葛城市当麻寺(たいまでら)に暖簾を下げる中将堂舗の「中将」だった。 場所が極めて不便で、奈良駅からさらに近鉄線で1時間以上も入らなければならない。 去年秋、仕事で京都に行ったついでに、意を決して、足を延ばすことにした。 近鉄線に揺られ、ようやく当麻寺駅で降りると、正面奥に「よもぎもち」の白い暖簾が見え、「中将堂舗」の古い建物が見えた。よもぎを訪ねて三千里、の気分。 暖簾分けなどしていないので、作りたてはここでべるしか

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    satomi77 2017/04/01
    めっちゃ食べたい☆
  • 京都おはぎの最高峰 - 週刊あんこ

    今さらだが、京都の和スイーツには驚かされることが多い。 烏丸五条にある「今西軒」のおはぎもその一つ。 ある日のこと。東京の有名デパ地下で買った「仙太郎」のおはぎに感動したことを、京都に住む畏友に話したところ、「そりゃ、結構な話やなあ。でもなあ、京都は仙太郎ではなく、今西軒やで」と鼻先で笑われた。 京都に行ったとき、朝早く起きて、「今西軒」に足を運んだ。 一日に作る数が限られているので、お昼前には売り切れてしまうことが多い、という話を聞いていたからである。 創業が明治32年(1899年)。3代目の時に、後継者がいないことから、平成7年に、一時暖簾を畳んだこともある。 惜しむ声に後を押されるように、平成14年、3代目のお孫さん(現在の5代目)が後を継ぐことになり、店を再開した。 町家づくりの古い建物と「名物おはぎ」と書かれたシンプルな木の看板から歴史がにじみ出てくる。 おはぎは3種類のみ。こし

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    satomi77 2017/03/06
    おいしそう~和菓子大好き☆
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