新しい元号「令和(れいわ)」が発表されたのを受け、与党幹部や、元号を改める政令を決めた臨時閣議に出席した閣僚からは好意的な反応が相次いだ。一方、野党からは厳しい意見も出ている。 「素晴らしい元号だ。心から祝福したい。新しい時代が明るく平和で希望に満ちたものになるよう固く誓い、国政運営に邁進(まいしん)する」 自民党の二階俊博幹事長は党本部で記者団にこう語った。菅義偉官房長官が新元号を発表した直後に、安倍晋三首相から新元号を伝えられたという。 公明党の山口那津男代表も、首相から「発表の通り、令和と決めました」と連絡を受けた。「良い元号になったと思います」と応じたという。記者団には「大変奥行きのある素晴らしい元号」と評価。万葉集からの引用については「従来の中国古典からの引用ではない、新たな思い入れがある。個性を輝かしていく時代に通じる」と述べた。 自民の岸田文雄政調会長と加藤勝信総務会長には、