圧勝デビューの那須川天心 対戦の与那覇に敬意と感謝「メリットはなかったと思う。受けてくださってありがとうございました」 5枚 「ボクシング・6回戦」(8日、有明アリーナ) キックボクシング42戦無敗で“神童”と呼ばれ、ボクシングに転向した那須川天心(24)=帝拳=がデビュー戦で、日本バンタム級2位の与那覇勇気(32)=真正=に3-0(59-55、60-53、60-53)で判定勝ちした。 1R目のゴングから与那覇がプレッシャーを掛るように前に出てきたが、天心は落ち着いて対処。ボディ、左ストレートなど的確にヒットさせていった。2、3、4、5Rとカウンターの左ストレート、コンビネーションなどを当てながらと、キック時代のような変幻自在のフェイントやトリッキーなパンチも交えながら、相手を圧倒した。時にノーガードや、最終ラウンド前にはポーズを決めて相手を挑発。最後まで倒しきることはできなかったが、最後
昨年末、生まれ故郷の大阪・西成にジムを設立した。和毅は現在を「ボクシング人生の最終章」と位置づけている(撮影:加藤慶) 「残りのボクサー人生は長くない。やりきったと納得できるよう、純粋に強い奴と戦いたい。ただそれだけです」 【写真】すごい…!亀田和毅 兄&父に見つめられ……18年前の亀田家 元バンタム級世界王者の亀田和毅(ともき)(31)は、生まれ故郷の大阪・西成で新たな船出を切った。昨年末、元協栄ジムの金平桂一郎(57)を会長に迎え、『TMK GYM』を設立したのだ。 なぜ、亀田家から離れて自身のジムを作ったのか――。記者がそう尋ねると、三兄弟で最も才能があるとも言われた男は、冒頭のように力強く決意を明かした。 「三兄弟での世界チャンピオン」は、父・亀田史郎(57)の夢だった。亀田家の三男として生まれた和毅は、その夢のために、幼い頃から当たり前のようにボクシングと向き合う環境で育った。
「好きなことをとことんやったら、変人扱いされる。いつからそんな世の中になったんかな」。度重なる眼疾や敗北を乗り越え、三たび世界バンタム級王座に就いた辰吉丈一郎(52)。1990年代を疾風のごとく駆け抜けた「浪速のジョー」は、最愛の父の享年と同い年になった今もボクサーの肩書を捨てようとしない。やんちゃの限りを尽くした少年時代、ボクサーとしての栄光と挫折、その傍らに常にあった家族の存在。現役にこだわり続けるカリスマが自らのボクシング人生を語りつくす。(文中敬称略/撮影:山口裕朗/Yahoo!ニュース オリジナル RED Chair編集部) 「単純にすごい、強い。それしか言いようがない」 この人らしい飾り気のない言葉だった。今をときめくスーパースター、井上尚弥について語ったときである。インタビューの約1週間前、元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)をわずか2ラウンドで沈め、日本ボクシング界
プロボクシングのWBA、IBF、WBC世界バンタム級の3団体統一戦が7日、さいたまスーパーアリーナで行われ、WBAスーパー&IBF世界同級王者の井上尚弥(29、大橋)がWBC同級王者ノニト・ドネア(39、フィリピン)を2回1分24秒TKOで下して日本人初の3団体統一王者となった。井上は1ラウンドの終了間際に右のクロスカウンターで1度目のダウンを奪うと。2ラウンドには、ドネアのお株を奪う左フックを連発させ、最後は、その左フックでレジェンドをキャンパスに沈めた。モンスターの衝撃のTKO勝利は世界に波紋を与えた。海外メディアは、元5階級制覇王者で、主要4団体すべてのベルトを巻いたことがあり、将来のボクシング殿堂入りが確実視されているドネアを木っ端微塵に粉砕した井上の衝撃勝利を称賛とともに速報ニュースで伝えた。 「ドネアはキャリアの終わり(引退)を迎えた」 米スポーツ専門局のESPNは「ボクシング
WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が日本人初の3団体統一に成功した。 WBC世界同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)と3本のベルトを懸けて拳を交え、2回1分24秒、TKO勝ち。19年11月、階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝以来、約2年7カ月ぶりの再戦を制した。 「やりました。なつかしい。2年7カ月前、ドネアと戦って以来の熱気。みなさんありがとうございました。最後の右ストレートはあまり感触なかったですが、映像をみたらかなりきくパンチだと、やってきた練習は間違いなかった」 入場から井上ワールドだった。リング上にギタリスト布袋寅泰が登場。豪華な生演奏の中、満員の大観衆の声援を受けながら井上は入場した。研ぎ澄まされた表情で、布袋とグータッチ。完全にスイッチは入っていた。 1回のゴングが鳴る。冷静にドネアの様子を見
ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)が約2年ぶりの国内防衛戦に臨むことが確実となった。12日、所属ジムの大橋秀行会長(56)が明らかにしたもので、12月開催で調整中。20年10月、21年6月と2戦連続の米ラスベガス防衛戦で快勝。正式決定すれば19年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝戦以来、約2年ぶりの凱旋(がいせん)マッチとなる。 【写真】激しいミット打ちを行う井上尚弥 ◇ ◇ ◇ モンスターに2年ぶりの国内マッチという朗報が届いた。12日に大橋会長から「年内に日本で開催で進めている」と明かされた次期防衛戦。横浜市内の所属ジムで調整した井上は「やっぱり日本でやりたいですよ。日本なら、あれ(19年のドネア戦)から2年ぶりですか。日本でやるならお客が入る形でやりたいです」と声をはずませた。既に1万人クラスの会場で
ボクシング元世界ヘビー級王者ムハマド・アリの孫ニコ・アリ・ウォルシュ(21=米国)が、1回TKOでプロデビューを飾った。14日に米オクラホマ州タルサで、ジョードン・ウイークス(29=同)とスーパーミドル級4回戦で対戦。1回にダウンを奪い、さらにラッシュでレフェリーがストップ。1回1分49秒勝ちした。 【写真】現役時代のムハマド・アリ(1972年4月1日) ドレッドヘアのウォルシュは、祖父現役時に使用した白地に黒ラインのトランクスをはいてリングインした。白いガウンの下には、祖父の顔がプリントされたTシャツも着ていた。 4勝(2KO)1敗の相手に対し、初回のゴングから積極的に攻める。1分すぎにワンツーの右ストレートを浴びせると、相手が両手をついてダウンを奪う。試合再開となったが、さらに猛ラッシュで何度かぐらつかせて、ストップ勝ちした。 試合は世界戦の前座だったが、ESPNで生中継された。 リン
20年12月、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチで田中をTKOで破りチャンピオンベルトを腰にポーズをとる井岡 ボクシング4階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(31=Ambition)のマネジメント事務所が27日、ドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示し、大麻成分が検出されたなどとする報道を受け、薬物の摂取を全面否定するコメントを発表した。 【写真】吠える井岡一翔 同事務所公式SNSなどで警察の聴取などを受けたことを認めた上で、潔白を強調。一方、統括機関の日本ボクシングコミッション(JBC)は井岡の疑惑について倫理委員会で調査、審議中だと発表した。 ◇ ◇ ◇ 井岡のマネジメント事務所、トラロックエンターテインメントは27日午後、文書を発表し、薬物の摂取を全面否定した。「井岡は、大麻等の不正薬物、違法薬物を摂取したことは一切ありません」と強調。前日26日に日刊
複数の週刊誌が報じたボクシング・井岡一翔の「違法薬物疑惑」。2020年12月31日にWBO世界スーパーフライ級1位の田中恒成との防衛戦で8ラウンドTKO勝利を飾ったが、試合後のドーピング検査で違法薬物が検出されたという。 【写真】井岡一翔のタトゥー問題に提言した「元祖入れ墨ボクサー」はこちら 「実は週刊誌の報道前から、警視庁が井岡を薬物疑惑で捜査をしているという情報が流れていました。JBC(日本ボクシングコミッション)の管轄ではなく、警察が捜査するというのは相当なことです。大麻を使ったのではないかなど真偽不明な情報が飛び交っている」(スポーツ紙のボクシング担当) 大麻は海外の一部の国で合法化の動きは進むが、日本では大麻の所持、譲渡、栽培、輸入、輸出などの行為が大麻取締法で禁止されている。 「近年は『大麻は中毒になりにくい、たばこより害が少ない』と売人が若者たちに勧めているケースが多い。その
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元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(50)の次男で、日本スーパーバンタム級8位・寿以輝(24=大阪帝拳)の14戦目は負傷引き分けに終わった。 寿以輝の戦績は13勝(9KO)1分け。2戦2勝の今村和寛(22=本田フィットネス)と対戦。辰吉は2回に偶然のバッティングで左目上付近から出血。2回終了後ドクターストップとなった。寿以輝は「こんな結果でふがいない。いろいろ練習してきたのに。今からエンジンがかかるところだった」と悔しさをあらわにした。 新型コロナウイルス感染症の影響で試合予定が流れ、今年最初で最後の試合になる。目指す初タイトルへ痛いドローだが、「まず決まった試合をクリアしてチャンスがあれば…。でも、今日の試合では何も言えないです」と語った。
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