メキシコ中西部ミチョアカン州の町コテハで3日、女性の町長が銃撃され、殺害された。メキシコではこの何時間か前の2日に、同国初の女性大統領が誕生したばかりだった。
メキシコ近代史上最も血なまぐさい選挙戦を制し、初の女性大統領が誕生する。メキシコ大統領選が2日投開票され、現職ロペスオブラドール大統領の路線継承を掲げる左派与党「国家再生運動(MORENA)」のシェインバウム前メキシコ市長(61)が当選した。その裏で大規模な選挙戦では38人の候補者が死亡したとみられ、血で血を洗う政争が繰り広げられていた。 シェインバウム氏は3日、首都メキシコ市で「メキシコ初の女性大統領になる」と勝利宣言した。10月1日に就任する。任期は1期6年で再選は禁止されている。 2018年から政権を率いたロペスオブラドール氏は、雇用と職業訓練、年金の拡充などポピュリスト的政策を進めて貧困層を中心に高い支持率を維持。後継のシェインバウム氏が得票につなげた。 上下両院選や地方選も合わせ2万以上のポストを巡って投票が行われ、同国史上最大規模の選挙となったが、最も血なまぐさい選挙にもなった
2日に行われたメキシコの大統領選挙で、メキシコ市長を務めていた、シェインバウム氏(61)が勝利宣言しました。 メキシコで初めての女性大統領誕生となります。 シェインバウム氏 「私は自分ひとりでここに来たのではありません。私たち(女性)は、みんなで一緒にここに来たのです。メキシコの寛大で偉大な人々の歴史に恥じないようにします。ありがとう。メキシコ万歳!」 2人の子どもの母親でもあり、女性保護の政策を推し進めているシェインバウム氏は、エネルギー工学の博士号を取得した研究者でした。 メキシコはアメリカ向けに中国からの工場移転が相次ぎ、経済が好調ですが、バイデン大統領はメキシコを介してアメリカに入っている中国製品が多いと指摘。トランプ前大統領も関税引き上げを示唆しています。 これまで以上にアメリカとの外交を重視する必要がありそうです。 国内でも大統領選とともに実施された地方選で、候補者や出馬予定者
国境隣接のテキサス州とアリゾナ州 バスで6000人続々到着 メキシコと国境を接するテキサス州とアリゾナ州がニューヨーク市に不法移民をバスで送りはじめ、市が対応に追われている。 テキサス州のグレッグ・アボット知事(共和党)は、移民政策に寛容なバイデン政権を批判する意図で、今年4月よりワシントンDCに不法移民をバスで移送し始めた。アリゾナ州のダグ・デューシー知事(共和党)も同調し移送を開始、合わせた数は7月末までに7000人を超えている。DCでは対応しきれないため移民受け入れに前向きなニューヨーク市に再移送、7月末までに4000人ほどが同市に到着し保護された。 テキサス州は8月5日からは直接ニューヨーク市に移民を送り始めた。バスターミナルのポートオーソリティーには連日のように移民を乗せたバスが到着。この3か月で約6000人の亡命希望者が来たと推定されている。NY市の移民局によると、亡命を求めて
アメリカの麻薬取締局の捜査官を殺害したとして指名手配されていたメキシコの麻薬密売組織の大物が、捜索を行ったメキシコ海軍によって身柄を拘束されました。 メキシコの麻薬密売組織の大物、ラファエル・カロ・キンテロ容疑者は、1985年にアメリカの麻薬取締局の捜査官を誘拐し殺害したとして、アメリカのFBI=連邦捜査局に指名手配されていました。 容疑者について、メキシコ海軍は15日、メキシコ北西部のシナロア州で捜索を行った結果、軍用犬が茂みの中で発見し、身柄を拘束したと発表しました。 これを受けて、アメリカのガーランド司法長官は声明を出し「メキシコ当局に深く感謝している」としたうえで「彼を裁判にかけられるよう、アメリカへの即時送還を求めるつもりだ」として、容疑者の身柄の引き渡しを求める考えを示しました。 メキシコ海軍 拘束任務支援のヘリ墜落 14人死亡 一方、メキシコ海軍は、同じシナロア州で15日、作
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メキシコ首都・メキシコ市で、列車通過中に高架橋の一部が崩落した事故の現場(2021年5月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】(更新、写真追加)メキシコの首都メキシコ市で3日、列車が通過中だった高架橋の一部が崩落し、少なくとも23人が死亡、約70人が負傷した。当局が明らかにした。 【写真】直上から見た事故の現場 数十人が乗客の救助に当たっていたが、車両が非常に不安定なことから中断され、クレーン車の到着を待つことになった。 車1台が下敷きになったが、中に人がいるかどうかは明らかになっていない。 目撃者の一人はメキシコの民放大手テレビサ(Televisa)に、「突然、高架橋が揺れた」と語った。「ほこりが見えなくなると、私たちは助けになれないかと駆け寄った。悲鳴は聞こえなかった。彼らがショックを受けていたかどうかは分からない」 この目撃者によると、事故が起きたのは午後1
「コロナビール」生産停止へ 新型ウイルスで規制、風評被害も―メキシコ 2020年04月04日07時39分 メキシコのビール最大手グルポ・モデロが生産を一時停止する人気銘柄「コロナビール」=2019年6月撮影、メキシコ市(AFP時事) 【サンパウロ時事】メキシコのビール最大手グルポ・モデロは2日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、人気銘柄「コロナビール」を含む全製品の生産を5日から一時停止すると発表した。同国政府は感染拡大防止策として、企業などに30日までの不要不急の活動停止を求めていた。 不要不急の労働、2週間禁止 スペイン、大半の経済活動停止―新型コロナ 同社の製品は日本を含む180カ国・地域に輸出されているが、コロナビールは「コロナウイルス(ビールス)」と発音が似通っていることから風評被害も出ていた。CNNスペイン語版によると、主要市場の米国での世論調査では、コロナビールを「絶対に買わ
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