広島・佐々岡真司監督(53)が来季も指揮を執る方針であることが11日、分かった。 【写真】2017年シーズンで広島の野手陣を指導する河田雄祐コーチ 就任1年目の今季は52勝56敗12分け。2年連続のBクラスとなり、球団幹部は「シーズンの立ち上がりが悪かった。よくやったということはない」と厳しい表情も若手の積極起用を評価した。 また、2016、17年に外野守備走塁コーチとして広島の優勝に貢献し、今季限りでヤクルトを退団する河田雄祐外野守備走塁コーチ(52)をヘッド格として招へいすることが分かった。 指揮官は最終戦後のあいさつで「期待に応えられず本当に申し訳ない」と謝罪。来季に向けて「優勝を目指して頑張っていきたい」と話した。
広島は守備の乱れから今季初の4連勝を逃し、9度目の引き分けだ。若手野手を多く先発起用した試合で、経験ある選手にミスが出て、佐々岡監督は「ミスがあれば勝てる試合も勝てない」と首をひねった。 1点リードの6回1死二塁から一塁へのゴロに、松山は1歩下がって半身となったことで後逸。同点とされた。再び1点リードの8回は2死満塁から守備固めで三塁に入った三好が代打原口の不規則な動きをしたライナーを止められなかった(記録は左前適時打)。9回も一塁林の失策からピンチを広げ、10回は捕逸が失点につながった。失策数はリーグワースト2位の56。山田内野守備走塁コーチは「何とか引き分けて負けなかった。練習して直さないといけない」と締まらない守備の立て直しを掲げた。 おまけに終盤の失点がいずれも四球絡みで、佐々岡監督は「口酸っぱく言っている中で、四球からこういう展開になった」と苦言を呈した。指揮官が目指す「守り勝つ
阪神青柳対策で広島ベンチは左打者を並べた。初スタメンの宇草は初ヒットに初盗塁も生まれ、得点につながった。ワンチャンスをものにしたことは自信にしてほしい。前の試合まで1番で出場した大盛も代打本塁打でアピールした。チーム内で若い選手が競争すれば、チーム力の底上げになる。 先発の九里が2試合連続で素晴らしい投球を見せた。打者の胸元に強いボールを投げきり、決め球のフォークボールがさえた。彼の良さを引き出したのは坂倉のリードだ。打者が遅いボールに気持ちがあるとみれば、直球を使い、その逆もあった。打者の反応をしっかり見ていた。会沢のケガから出場機会が増えて、経験を積み、そういう配球ができるようになった。 その一方でケムナは3四球で相手に流れを渡してしまった。初スタメンの林も守備のミスがあった。ただ単に若手を使えばいいのではなく、勝ちながら育てる。育てながら勝つ。これは難しいことだ。経験を積ませないと若
広島が投壊で引き分けを挟む3連敗で8月25日以来の最下位に転落した。 先発遠藤が初回に4四球と制球を乱し先制を許した。2回にも失点し、3回には宮崎に左中間への2ランを被弾。3回4失点で降板した。鈴木誠、長野の1発などで一時は逆転も、ケムナ、島内がリードを守れず、それぞれ2失点。DeNA3連戦で計47被安打、30失点と投手陣が崩壊した。 佐々岡監督は「投手が全て。この3試合、投手陣は何点取られているのか」と怒りをあらわにした。借金は今季ワーストの「9」となった。 ▽広島遠藤(先発で3回を投げ4安打5四球4失点)「今日は自分の弱い部分が全て出てしまって、同じことを繰り返してしまいました。本当にチームに申し訳ないです」
広島佐々岡真司監督(52)は大勝後、今季初めて鈴木誠也外野手(25)を欠場させた理由を明かした。 前夜は神宮でナイターを戦っており、「積極的休養。東京からの移動もあるしね」と説明。 チームは代役4番の松山が3安打4打点と大暴れし、4位阪神に1ゲーム差まで迫った。
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