広島は27日、佐々岡真司監督(54)の来季続投を発表した。マツダスタジアムでの全体練習前に、鈴木清明球団本部長から続投要請され、受諾した。今季はシーズン終盤の追い上げも実らず、3年連続Bクラスとなる4位が決定。正式契約はシーズン最終戦終了後を予定し、単年契約となる見込み。就任3年目の来季は、チームの再建とともに、結果が求められる。 ◇ ◇ ◇ セ・リーグの全順位確定から一夜明け、佐々岡監督が来季も指揮を執ることが決まった。全体練習前、鈴木球団本部長から来季の続投要請を受け、受諾。3年目のシーズンに臨むことが決まった。 佐々岡監督 モヤモヤしてましたけど、要請を受けたからには気持ちを切り替えて臨まないといけない。今季の反省を踏まえ、優勝を狙えるチームづくりをしていきたいと思います。 今季は開幕から投打の歯車がかみ合わず、スタートでつまずいた。5月にはチーム内でクラスターが発生
広島・佐々岡監督 Bクラス確定に「僕の力不足」明るい兆しは「若手が出てきた」 3枚 「広島1-1阪神」(23日、マツダスタジアム) 広島は、試合前に逆転でのCS出場の可能性が消え、4位が確定した。デーゲームで巨人がヤクルトに勝利。この日を含め、残り5試合を全勝しても勝率で巨人を上回れなくなったため。Bクラスは3年連続。 佐々岡監督は「CS、優勝を目指してやってきた1年間。これは本当、僕の力不足だったと思いますし、厳しい戦いがあった中で、昨年に続いてのBクラス。ファンのみなさんに申し訳ない」と話した。 チームは5月中旬からチーム内で新型コロナウイルスの陽性者が出たことで戦力が限られた。そのまま突入した交流戦は3勝12敗3分と大きく負け越した。7月以降は巻き返し白星を積み重ねた。巨人とは最大15差あったが、一時は2・5差まで詰め寄った。 守護神の栗林を筆頭に坂倉、小園、林、玉村らが台頭したのは
鯉の指揮官も確かな手応えをつかんでいるようだ。広島は17日、阪神戦(甲子園)で4―2と快勝し、3連勝。3位・巨人とのゲーム差は2・5にまで肉薄し、残り3試合多く残すチームの逆転CS進出が「夢」ではなくなってきた。 鈴木誠の今季7度目となる1試合2本塁打など打線は4本のソロが飛び出し、今季2勝5敗、防御率1・64と苦しめられた〝鯉キラー〟秋山ら阪神投手陣を完全攻略。試合後の佐々岡真司監督(54)は鈴木誠について「すごいですね。特に4点目。2点取られたところでの一発も大きかったですし、味方チームではありますけど、止められないぐらいの素晴らしい打撃をしてますね」と絶賛した。 大一番で先発マウンドに立ち、7回途中を2失点と力投し今季4勝目を飾った2年目左腕・玉村には「こういう敵地の中で、ウチも今いい流れでプレッシャーがあった中で、ナイスピッチングだったと思うし、持ち味の丁寧に低めに投げていたと思う
広島・佐々岡監督「歯がゆい」今季本拠地でヤクルトに1勝8敗1分け 3枚 「広島5-9ヤクルト」(2日、マツダスタジアム) 広島は終盤に粘りを見せたが、ヤクルトに及ばず2連敗。今カードの負け越しが決まった。 先発・高橋昂は5回1/3を投げて7安打6失点。三回まで無安打投球だったが、四回2死満塁から中村に先制の2点中前適時打。六回は無死一塁から山田に左翼スタンドへの2ランを浴び、その後一、二塁となったところで佐々岡監督が交代を告げた。 2番手・コルニエルもサンタナに初球を捉えられ右中間スタンドに3ラン。六回に一挙5点を追加され、完全に主導権を握られた。 打線はヤクルト先発・高梨の前に苦戦。七回まで1点に封じられていたが、八回に西川の11号3ラン、菊池涼の適時打で4点を奪って3点差に詰め寄ったが、反撃もここまでだった。 試合後の佐々岡監督の一問一答は次の通り。 -高橋昂は良いイニングと悪いイニン
◆JERAセ・リーグ 広島0―5巨人(23日・マツダスタジアム) 広島は2試合連続、13度目の完封負け。借金は今季最多17に膨らみ、2011年10月10日に達して以来、10年ぶりとなった。今季初めて上本を1番に起用するなど試行錯誤。佐々岡監督は「当然、昨日も打てていないところで。考えながらやっているんですけどね」と悩む毎日だが、貧打を打開できなかった。 5番の坂倉が4回2死二塁で右飛。6回2死満塁でも中飛に倒れた。4番・鈴木誠は2四球と勝負を避けられることも多く、指揮官は「坂倉にいいところでまわってくる。重要なところを頑張ってくれている選手。そう簡単に外すつもりはない。ここを乗り越えて、またひとつ成長があると思う。ひと踏ん張り、頑張ってほしい」と願った。 6試合連続の2得点以下に終わり、朝山打撃コーチも「全体的に、全員の状態がね」と苦しい表情。「小さくならないで。若いメンバー中心なので、思
先発の広島大道温貴投手(22)が5回途中5失点でKOされ、4敗目を喫した。初回に山田に先制打を浴び、今季ヤクルト戦4度目の登板で初失点。打線が1点を勝ち越した直後の4回はサンタナに逆転2ラン、5回に村上に2点適時二塁打を浴びて降板した。前回15日阪神戦の3回2失点に続くKOに「前回の反省点と修正点は分かっていたのですが、それを試合で出せなかった」と悔やんだ。 この試合から2段モーションの投球フォームに挑戦した。「間がなかったので、フォームに間をつくるために、いろんな人に聞いて取り入れようと思った」。結果を残せなかったが、右腕は「初回は少し合わなかったけど、徐々に合ってきてしっくりきたところもあった。しっかり反省、課題をチェックして、修正していきたい」と巻き返しを誓った。 佐々岡監督は大道について「前回もそうですけど真っすぐにしろ、変化球の精度というのが、もうひと段階上がらないとなかなか」と
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