公明党の山口那津男代表は22日の中央幹事会で、党大会を9月28日に開催すると明らかにした。自民党総裁選の投開票日が9月27日に決まったことを踏まえた。山口氏の任期が満了するため、山口氏の去就が焦点となる。 山口氏は会合の冒頭、「(自民党の)新総裁を迎えて、我が党も代表選挙を行い、それぞれの党の体制を固めたうえで、次の政権運営に臨んでいくという流れをつくりたい」と語った。 山口氏は2009年に代表に就任し、現在8期目。山口氏自身は7月に記者団に「事態が急変するようなことがない限り、任期を終えることを基本に考えたい」と述べ、代表引退の意向をにじませている。ただ、自民党総裁選後、新首相が早期に衆院解散・総選挙に踏み切る観測が強まっており、公明党内では安定感のある山口氏の続投を求める声が高まっている。【野間口陽】