岸田文雄首相は4日、性的少数者(LGBT)や同性婚カップルを巡り差別的な発言があった経済産業省出身の荒井勝喜秘書官を更迭した。外遊に同行させた長男の翔太郎秘書官の公用車観光地訪問を「公務」としてかばったこととは対称的で、霞が関からは「身内以外は平気で切り捨てる」「長男も更迭すべきだ」などと批判の声が上がっている。 岸田首相は1日の衆院予算委員会で、同性婚に関し…
「空白の30年」と呼ばれる期間も、「カルト問題」のうち目を引く事件や騒動、スキャンダルはそれなりに報道されてきた。しかし調査報道や問題提起報道は活発ではなかった。 私自身、2004年にライターとして開業したものの、カルト問題について書ける媒体がほとんどなかった。そこで2009年に、ジャーナリストの鈴木エイト氏などの仲間たちと「やや日刊カルト新聞」というニュースサイトを開設した。それ以降、一般メディアがいかにカルト問題を避けているかを一層痛感することになる。 スキャンダルにも反応しなくなった10数年 統一教会と国会議員の関わりについては、2004年に朝日新聞が、自民党の衆議院議員(2021年に落選)が関連団体から献金を受けたことを報じている。しかし献金に関する報道はこれが最後。献金以外については、前編で触れた2006年の安倍晋三官房長官(当時)らによる教会への祝電問題が最後だ。 昨年、安倍氏
ひとたび信者となれば多額の献金を求められ、生活困窮者に墜ちていく。そんな統一教会の被害者たちを救済する新法の審議が、今国会で山場を迎えた。片や批判の矛先を向けられた教会は不気味な沈黙を守るが、その“守護神”は豪邸で暮らす日々を送っていて……。 【写真を見る】評価額4億円の豪邸に住む、顧問弁護士の福本修也氏 *** 新法が被害者の一助となっても、“マザームーン”の指示があれば血眼になって献金を集める教会の体質は、易々とは変わるまい。 実際、教会が今年9月22日に教団本部で開いた会見が、世間から“上から目線”だと揶揄されたのは記憶に新しい。教団側の代表として現れたのは改革推進本部の勅使河原秀行・本部長(59)。新体操日本女子代表を務めた山崎浩子が合同結婚式に参加した際、お相手として時の人となった「テッシー」である。 社会部デスクによれば、 「安倍元総理の銃撃事件を受け、勅使河原本部長はおわびを
更新日: 2022.11.08 家具・片付け 「エアコン・電気毛布・こたつ」一人暮らしにおすすめの暖の取り方って? 執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 厳しい冬を乗り切るためには、エアコンやこたつといった暖房器具が欠かせません。しかし、そうした暖房器具は電気を使うため、使いすぎれば今度は電気代が心配になってきます。 では、電気代を最大限に節約しながら、最も効率的に暖を取れる暖房器具は何なのでしょうか。そこで今回は、「エアコン」「電気毛布」「こたつ」の中から、一人暮らし(首都圏以南を想定しています)の暖の取り方としてコスパが良いのはどれか検証してみます。 FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。 編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナ
風速が1メートル増すごとに、体感気温は1度下がるー。 日本では、こんな風なざっくりした体感気温の式が存在しますが、アメリカにはもっと緻密な公式が存在します。風を加味した人の感じる気温のことを、ウィンド(風)とチル(冷却)を足し合わせて、「ウィンドチル (wind chill)」と呼びます。 そのウィンドチルの最低気温記録が、3日(金)更新されたもようです。 史上初めての-78度アメリカ北東部ニューハンプシャー州にそびえる標高約1,900メートルのワシントン山で、実際の気温が摂氏-43度、最大風速が49m/sを超え、ウィンドチルが-78度に達しました。 これまでの記録であった-75度を抜いて、アメリカ本土における観測史上1位の低温記録となったということです。 (↓ワシントン山の様子) (↓記録が出た時の気象状況) -45度では5分で凍傷なぜ風が吹けば、寒く感じるのでしょうか。 それは、体の表
岸田首相は4日、福井県内で記者団の取材に応じ、子どもの数が多い世帯ほど所得税の負担が軽減される「N分N乗方式」について「留意すべき点はある」と述べた。 「N分N乗方式」とは、所得税の課税の対象を「個人」ではなく「世帯」とした上で、世帯の所得を合わせた総収入額を世帯の人数で割って、それをもとに累進税率を適用して課税する方法。 岸田首相は4日、福井県内で記者団の取材に応じ、少子化対策としての「N分N乗方式」について、「共働き世帯に比べて、片働き世帯の方が有利になってしまうというケースがある」などと指摘し、「こうした点をどのように考えるか。留意すべき点はある」と述べた。 一方で「個々の政策はもちろん大事だが、企業や地域社会など社会全体の意識を変えて子どもを応援する環境を作っていくことが重要だ。包括的なパッケージを示すところが大事なのではないか」と強調した。
少子化対策をめぐり、子育て世帯の税負担を軽くする「N分N乗」方式の導入を求める声が与野党であがっている。 日本は従来、所得税を個人単位で課税しているが、N分N乗方式は世帯単位で課税する。税額は、子供を含めた家族の人数で課税所得を割って算出するため、子供が多いほど税金が安くなり、少子化対策に有効とされる。第2次世界大戦で減った人口を増やそうと、フランスが1946年に導入した。 先陣を切ったのは自民党の茂木敏充幹事長だ。1月25日、衆院本会議で、N分N乗方式を「画期的な税制」と指摘。翌26日には、日本維新の会の馬場伸幸代表が、「個人ごとの課税方式を改め、N分N乗方式を導入すべきだ」と主張。国民民主の玉木雄一郎代表も同方式を「政府として検討すべきだ」と述べた。 現段階で詳細は決まっていないが、課税所得600万円の場合をNHKが試算している。 ●夫婦共働き(夫が400万円、妻が200万円)子供2人
お笑いトリオ「ジャングルポケット」おたけさんが、2023年2月2日放送の「トークィーンズ」(フジテレビ系)にゲスト出演。妻に対する「衝撃の一言」に、タレントのファーストサマーウイカさんらレギュラー陣がドン引きする一幕があった。 【予告動画】妻との関係明かすも…スタジオから総ツッコミ ■「ホコリひとつないみたいな感じにしてくれるのかな」期待も... 番組では、全員が既婚者である「ジャングルポケット」3人の夫婦生活について調査。普段伝えられていない感謝の気持ちや、困っていることなどと明かしていった。 そんななか、結婚2年目のおたけさんは「妻が100%怒る地雷スイッチ」について、「家事のことを言うとやっぱ怒りますね」と回答。帰宅時に部屋がキレイに掃除できているほうがいいとし、 「僕的には、奥さんは帰ったらこう...、ピシッとホコリひとつないみたいな感じにしてくれるのかなと思ってたんで」 と期待を
元エリート2世コンビで宗教問題に臨む。「僕も(父の)隆法に訴えられていますから”スラップ訴訟コンビ”でもありますね」(宏洋氏) 昨年12月25日の西東京市議選挙でトップ当選をはたした長井秀和(53)。彼のもとには連日、「宗教被害に関する相談が寄せられている」という。 【画像】すごい…!長井秀和へ届いた「創価学会からの訴状」現物写真 「高額献金に苦しんでいる方、家庭が崩壊した方、宗教2世の方からで、神奈川、埼玉、茨城とあらゆるところから来ます。もはや『市』レベルではないですね」 安倍晋三元首相銃撃事件で宗教問題がクローズアップされたことで「潮目が変わったのは間違いない」と長井は言う。 「毎日、辻立ちしていましたから、私に浮ついたところがないことは有権者もわかってくれていたと思います。ただ、あの事件を機にフライデーさんがインタビューに来て(’22年9月16日号)、その後も週刊新潮、週刊文春と立
「茶々をいれたところで、もう決まっていますよ。二階さんがガハハって口開けて笑っているのが聞こえてくるようだ。世耕さんは悔しいだろうけど……」 【写真】再逮捕された「美人すぎる寝屋川市議」の写真集全カットを公開する こう苦笑しながら話すのは、自民党・和歌山県連の幹部のひとりだ。4月23日に投開票される衆院和歌山1区の補欠選挙の公認候補がいまだに決まらない。1月29日、同県連は候補者選考委員会の初会合を開いたが、けっきょく先送りになった。 「10増10減」の改正公職選挙法のもとでは、和歌山県に3つある衆議院小選挙区は2つになる。だが、和歌山1区選出の岸本周平氏が和歌山県知事に転身したことによる今回の補選は、改正公選法とは関係なく、元の選挙制度まま実施される。 その候補として「ほぼ決定している」と地元で公然と語られているのは、和歌山県選出で元沖縄北方担当相の鶴保庸介参議院議員(二階派)である。野
自民党の小泉進次郎衆院議員(41)が、4日に自身のインスタグラムを更新。LGBTなど性的少数者や同性婚の在り方を巡り、3日夜に「見るのも嫌だ」などと発言し、更迭された荒井勝喜首相秘書官(55)の件を発端に、政府の少子化対策への認識の甘さも指摘した。 【写真】81歳の誕生日を迎えた父の純一郎氏と、笑顔で2ショットに収まる進次郎氏 小泉氏は「昨夜の総理秘書官の発言の報道を見て、環境大臣だった時に予算委員会での質問を思い出しました」と投稿し、過去のある事例を紹介した。それは委員会で同氏に出た「あなたの息子の性的指向が同性だったらどう思うか」という質問だ。 「大臣として答弁に立つ場なので回答は基本的には役所が用意してくれます。ただこれは自分の息子だったら…という問いなので、自分で考えるよと言って、役所の答弁は作らず私の言葉で答えました」と当時を振り返り、その答弁内容(中略含む)を紹介した。 「一人
ジャスティン・ビーバーやブルックリン・ベッカムなどの海外セレブのように、全身に入れた大量のタトゥーをファッションとして楽しむ人が増えてきている。とはいえ、なかには「若気の至りだった……」と後悔してタトゥーを除去するケースも。顔、首、胸、腕、脚など、体のあらゆる部分にタトゥーをもつ女性が「将来年をとったら自分の姿が嫌になるだろう」と議論を巻き起こしている。 【写真】顔にタトゥーを入れたセレブたち 渦中の人物となっているのは、TikTokで7万人以上のフォロワーを抱える @badxlucy_cy (以下ルーシー)。SNSで自身の写真や動画を投稿している自称アーティストの彼女は、全身に入れた大量のタトゥーがトレードマーク。「美しい」「かっこいい」とルーシーを称賛する声がある一方で、強烈なインパクトを放つ見た目をネガティブに捉える人も少なくない。
きっかけは、1月29日にSNSで拡散された動画だ。 動画には、回転寿司チェーン「スシロー」のボックス席に座った金髪の少年が、備えつけの醤油の差し口や未使用の湯呑みを舐めまわして元の位置に戻したり、回転レーン上の寿司に、指につけた唾液を何度も擦りつける様子が映っていた。 【別写真】ネットに拡散した “ペロペロ高校生” の動画 翌30日、「スシロー」の運営会社「あきんどスシロー」の親会社である「フード&ライフカンパニーズ(以下、F社)」の株価は暴落。一時は時価総額で170億円が吹き飛んだ。 回転寿司評論家の米川伸生氏が語る。 「今後は、注文品が届いたときだけゲートが開くシステムを導入するなど、当人以外が寿司にさわれないシステムを導入するしかないでしょう」 F社に本誌が問い合わせると、電話がようやく繋がったのは、週末の夕方だった。 「取材だけでなく、お客様からのお問い合わせもたくさんいただいてお
お笑いコンビ「EXIT」兼近大樹(31)が、広域強盗事件の指示役「ルフィ」こと渡辺優樹容疑者(38)と過去に知り合いだったと認め、異例の事態に芸能界に激震が走っている。 「オールナイトフジ」社長の肝いりで32年ぶり復活も…伝説の“お色気企画”は再現できる? 兼近は1日、ライブ配信した自身のYouTubeチャンネルで「今も仲がいいということは一切ない」と、10年超にわたり絶交しており、今回の一連の強盗事件とは「一切関係ない」と説明したが、1日に出演する予定だった『イヴ・サンローラン・ボーテ』のイベントが中止になるなど、余波が出始めている。 ■松本人志、谷原章介…擁護派が次々と これを受け、芸能界ではダウンタウンの松本人志(59)が自身のツイッターで「兼近に頑張ってほしいなー」と投稿。俳優の谷原章介(50)も、自らがMCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」で「まだまだ更生の途上
オフに超大型補強を行ったソフトバンクが波乱の船出となっている。 キャンプイン2日目となった2月2日に3選手が離脱。先発転向を目指す森唯斗投手(30)が右内転筋痛を訴え、キャッチボールを途中で中止すると、新外国人で先発ローテーションの一角を務めることが期待されているジョー・ガンケル投手は(31)は近親者の逝去にともない、この日米国に一時帰国。再び宮崎入りするのは7日となった。 森と同じく今季から先発転向予定の藤井皓哉投手(26)も新型コロナウイルス陽性者との濃厚接触者判定を受けた。1日のキャンプイン時「怪我だけはないように」と指揮官の号令で始まった、V奪回への道だったが、思わぬアクシデントに見舞われた。 今オフ、チームは他球団もうらやむ超大型補強を敢行した。投手ではガンケル含め、ロッテからロベルト・オスナ投手(27)、メジャーをFAとなっていた有原航平投手(30)、野手では日本ハムをFAとな
球春到来。キャンプインに心を躍らせるプロ野球ファンは多いことでしょう。各地では新戦力や移籍組などが新しいユニホームで奮闘。ネットニュースをにぎわせています。 中でも昨年、借金4の5位に沈んだロッテファンはオフの補強に及第点を与え、期待に胸を膨らませているようです。 スポーツ紙のデスクが言います。 「新外国人は実際に来てみないと計算が立たないものです。しかし、今季のロッテはメルセデス、ポランコと巨人でプレー経験があり、日本のプロ野球を知っている助っ人が2人加入した。大ハズレはないだろうというのが定評で、むしろ大フィーバーの可能性もあると見られているのです」 この2人とは昨季まで巨人に在籍し、オフにロッテに移籍したグレゴリー・ポランコ外野手(31)、C.C.メルセデス投手(28)。そして、こう続けます。 「メルセデスは巨人でもローテの一角でしたが、“魔の6回”と呼ばれるほど、後半に打たれる場面
岸田文雄首相についている8人の首相秘書官のうち、荒井勝喜氏が、LGBTなど性的少数者への差別発言で「即更迭」となった。時の首相を支える秘書官が更迭という形で職を解かれるは、あまり聞いたことがない。調べてみると、1995年に村山富市内閣で、当時大きな問題となっていた旧大蔵省をめぐるスキャンダルで、過剰接待を受けたとして問題視された秘書官が、事実上の更迭となったことはあった。この時は、政権への打撃を最小限に抑えるためか、定期の人事異動に合わせる形で職を解かれていた。今回の秘書官更迭劇がいかに異例な対応なのかが分かる。 【写真】首相官邸に入る岸田首相の長男、翔太郎氏(2022年10月) 昨年の閣僚の更迭劇では、最終判断までの「後手後手」ぶりが批判された岸田首相が、今回はどれだけ深刻に、「まずい案件」と受け止めたかは、このスピード感だけで伝わってくる。首相秘書官は、首相を支える「チーム」の一員。自
米国のオースティン国防長官は現地時間2月4日(日本時間5日)、中国の高高度監視気球を安全に撃墜したと発表した。米空軍によると、バージニア州ラングレー空軍基地の第1戦闘航空団のF-22「ラプター」戦闘機が、気球に向けてAIM-9X「サイドワインダー」ミサイルを1発発射。サウスカロライナ州の沖合約6マイル(約9.7キロ)、水深約47フィート(約14.3メートル)の地点に落下した。けが人はなかった。 中国の気球は、1月28日にアリューシャン列島付近の米国領空に侵入し、米国当局は気球と搭載物を探知。気球はアラスカ、カナダを横断し、アイダホ上空で再び米国領空に入ったという。バイデン大統領は2月1日に撃墜命令を出したが、地上に被害が及ばないよう、気球がサウスカロライナ州沖の海上に出るまで延期された。 米空軍は「この気球は軍事的、物理的な脅威を与えるものではなかった。それでも、数日間にわたる米国領空への
共産党で志位和夫委員長による「長期政権」が続く中、現役党員の松竹伸幸氏(67)が、著書「シン・日本共産党宣言──ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由」(文春新書)を出版し、党首公選を行うように求めている。 【画像】「赤旗」日曜版のパネルを眺める松竹伸幸さん 共産党は、機関紙「しんぶん赤旗」に論説記事を乗せる形で松竹氏の行動を批判しているが、志位氏は「そこで述べられている通り」と、自らの言葉による説明を避けている。松竹氏はJ-CASTニュースの取材に対して記事に反論。「そういう低レベルな議論には関わりたくない」と突き放した。(全2回の後編)(聞き手・構成:J-CASTニュース編集部 工藤博司) ■批判論説の筆者とすれ違って「なんか、すごくやつれていましたね...、下向いた感じで」 ―― 党首公選論を批判した「藤田論説」(「規約と綱領からの逸脱は明らか ――松竹伸幸氏の一連の言動について」と
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