立憲民主党の泉健太代表は9日、インターネット番組「ニコニコ生放送」の党代表選討論会で、新聞への8%の軽減税率適用を廃止すべきだと訴えた。「新聞なんて業界向けの軽減税率だ。食料品ではないから10%にすればいい」と述べた。 消費税率引き下げを巡る議論の中で「新聞への税率は現行のままなのか」と尋ねた野田佳彦元首相に回答した。泉氏は食料品への税率引き下げを「選択肢」と主張した。
「現職で引き続き(代表選に)出るのは初めてなので、異例ではないと思います」 立憲民主党代表選が告示される前日の9月6日、なんとか立候補に必要な推薦人20人が集まりすぐさま出馬会見に臨んだ泉健太代表。記者から「現職が告示日前日に出馬表明するのは異例だと思うが」と聞かれると、少しだけムッとした表情になり、こう答えた。理屈になっているような、いないような……。 【ランキング】「次の首相になってほしくない政治家」 「泉代表は25人の衆参議員が名前を連ねる『新政権研究会』を率いていますから、普通に考えれば推薦人の20人はすぐに集まるはずです。 しかし党の支持率は上がらず、『今後5年で政権交代を目指す』など後ろ向きの発言などもあり、党内では『泉離れ』が加速していました。野田佳彦元首相を推す小沢一郎氏の切り崩しもあり、同会の議員数人は野田氏など他候補の推薦に回ったようです。泉氏にとっては誤算でした」(立
立憲民主党代表選の告示が7日に迫る中、泉健太代表(50)が正念場を迎えている。立候補に必要な20人の推薦人確保に難航、正式な出馬表明に至っていない。2021年の前回代表選で泉氏を押し上げた党内グループは結束を欠き、党幹部も泉氏以外の支持で走り始める。出馬を模索する江田憲司元代表代行(68)らと同様、他グループの協力が得られるかどうかが鍵を握る。 【写真】民主党要職者は「黒歴史」 れいわの山本太郎代表、立民代表選を批判 泉氏は4日、自らを支えるグループ「新政権研究会」(20人弱)の幹部と国会内で会い、情勢を分析した。立候補意向を示す吉田晴美衆院議員(52)とも意見交換した。 苦戦の背景には、グループが「泉氏支援」でまとまり切れない現状がある。立民のグループは自民党派閥と異なり掛け持ちが可能で、中道・保守路線で重なる野田佳彦元首相(67)や江田氏に支持が分散。泉氏以外を推すグループ議員の一人は
立憲民主党の泉健太代表は22日、テレビ朝日番組で、小沢一郎衆院議員が現執行部を「他党との連携が進んでいない」と批判していることについて、「『みんなが一緒に』と、急に手品のようにできるのかというと、そんなことはない。幻想ばかりを追い求めるのではなく、現実に照らして、地域ごとの連携とか、政党ごとに異なるのはある程度仕方ない」と反論した。 【写真まとめ】出馬する?しない? 立憲代表選「候補者」たち 泉氏は「各野党と今、非常に良い関係だと皆さんに見ていただいている」と主張。小沢氏は党執行部の一員でないことを踏まえ「なかなか外におられると仕方がない」とも述べた。 また、東京都知事選で次点だった石丸伸二氏が自身のユーチューブで、9月の立憲代表選について「話題になっていない」と指摘し、次期衆院選で泉氏の地盤である京都3区から立候補する可能性に言及したことについて「まあ、どうぞどうぞという感じです」と語っ
記者団の取材に応じた立憲民主党の泉健太代表=大津市内で2024年8月25日午後2時54分、源馬のぞみ撮影 立憲民主党の泉健太代表(50)が25日、9月の党代表選について若手や女性が立候補する動きがないと記者団に問われ、「私は若手です。勘違いしないでください」と気色ばむ場面があった。 【写真まとめ】出馬する? しない? 立憲代表選「候補者」たち 泉氏は当選8回で7月に50歳になった。自民党総裁選で立候補を表明した小林鷹之氏(49)らが、自身と同学年ながら「若手」とされることを引き合いに「小林さんは僕と同い年で、小泉(進次郎)さんが僕より数歳下ぐらいの話」と強調。「泉健太は1回代表をやっているから、若くないみたいに思わせる報道があるとしたらそれは間違いだ」と反論した。 その上で自らの任期3年を振り返り、「さまざまな局面があったが、忍耐強く続けてきた。何を言われようとも、この党を安定させて成長さ
立憲民主党の泉健太代表は13日、自身に退陣を求めた同党の小沢一郎衆院議員に反論し、挙党一致を呼びかけた。新潟県新発田市で記者団に「政権交代へ皆で力を合わせて向かっている最中だ。もめている暇はない」と語った。 【写真】立民・小沢氏「体制変えなければ駄目だ。泉氏なら沈没だ」 党内からの退陣論に関し「一部あるかもしれないが、ほとんどない」と強調。次期衆院選を見据え、月内に党の政策集を整理する考えも示した。小沢氏は9日、任期満了を9月に迎える泉氏が続投すれば、党が「沈没する」と述べた。
立憲民主党の泉健太、日本維新の会の馬場伸幸両代表が23日、舌戦を繰り広げた。泉氏は高知市で記者団に、馬場氏はインターネット番組で互いに、両党の関係改善について「未来永劫ない」と強調。次の衆院選で野党第1党を争う両党のつばぜり合いが激しくなっている。 カネなし、コネなし、地盤なし…それでも上位で初当選 25歳の3人は地下アイドル兼職、内定辞退…「なり手不足」の地方議員、何が出馬に駆り立てた? 泉氏は、衆院選の候補者調整を維新が拒否している状況に対し「自民党と戦う気がないのなら調整しようがない」と不満をあらわにした。さらに「維新は党名を第2自民党に変えた方が分かりやすい」と皮肉った。 一方の馬場氏は「第1、第2自民党の改革合戦が政治を良くすることにつながる。立民がいても、日本は何も良くならない」とこき下ろした。
岸田内閣に対する不信任決議案提出を巡り、立憲民主党内で泉健太代表ら執行部への不満が広がった。 【図解】政党支持率の推移 岸田文雄首相が今国会中の衆院解散に踏み切らないと明言するまで煮え切らない態度に終始したためだ。求心力は一段と低下しており、反執行部的な動きも始まった。 「今回の解散騒動は何だったのか。首相は自らの権限と影響力を理解していない」。泉氏は16日の衆院本会議で、不信任案の趣旨弁明のため登壇。首相が13日の記者会見で「会期末の情勢を見極めたい」と会期内解散に含みを持たせた2日後、一転して解散見送りを表明したことを批判した。 今月に入って以降、立民の判断は揺れた。衆院選の準備が遅れる中、不信任案を出せば衆院解散を誘発しかねないと危惧したからだ。 自民党幹部は不信任案提出について「解散の大義」になるとけん制。13日の首相会見が追い打ちとなり、泉氏は「最後まで検討する」などと判断を保留
立憲民主党は21日の通常国会会期末を前に、岸田内閣への不信任決議案を提出する方向で検討に入った。防衛費増額に伴う増税方針や、採決が強行された改正入管難民法などを理由にする案が浮上している。岸田文雄首相は野党の動きや選挙情勢を見極め、早期の衆院解散・総選挙を実施するかどうかを判断する見通しだ。会期末を控え、双方の駆け引きが激化しそうだ。複数の与野党幹部が10日、明らかにした。 玉木氏「16日解散も念頭」
6月21日の国会会期末を控え、永田町の緊張感が増している。 「20日に、防衛費増加の財源を裏づける財源確保法案が、参院財政金融委員会で採決される見込みです。このタイミングで、野党の内閣不信任決議案提出があるかもしれない、と見られています。 【写真】自分の性格を「八番キャッチャータイプ」だと語る馬場伸幸代表。総理大臣になる日は近いか 不信任案は、翌21日の衆院本会議で、与党の反対多数で否決されると思われますが、これまでも首相周辺は『内閣不信任決議案が出されれば、衆院解散の大義名分になる』と言っていますので、腹の探り合いが続いています」(政治担当記者) 野党各党は、表向きは解散・総選挙を「受けて立つ」というスタンスだが、内心は「もう少し先のほうがいい」というのが本音のようだ。 「とくに立憲民主党は、泉健太代表が『150議席を取れなければ代表を辞任する』と明言したこともあり、心境は複雑です。6月
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く