フランスのクリストフ・カスタネール内相(中央、2020年2月4日撮影、資料写真)。(c)Thomas SAMSON / AFP 【2月8日 AFP】フランスの16歳の少女が、ソーシャルメディア上でイスラム教に対する過激な侮辱発言を行ったところ、多数の殺害脅迫が届き、身の安全への懸念から通学できなくなっている。これにより同国では、言論の自由をめぐる議論が再燃している。 現地メディアが姓を伏せ、「ミラ」という名前だけで報じているこの少女は先月インスタグラム(Instagram)で、イスラム教は「くそみたいな宗教」などと発言していた。 3日、テレビ番組に出演したミラさんは自身の発言を「後悔していない」と語り、「冒涜(ぼうとく)する権利」を主張した。 翌4日、クリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相は、ミラさんとその家族が警察の保護下に置かれていると発表した。 フラン