広島が1日、マツダスタジアム内でスカウト会議を行った。白武佳久スカウト部長(61)は11日のドラフト会議で1位指名候補として、市和歌山・小園健太投手、高知・森木大智投手、ノースアジア大明桜・風間球打投手(いずれも3年)の高校生右腕に絞り込んだことを示唆した。 ◇ ◇ ◇ 約3時間に及んだスカウト会議で、ドラフト1位指名選手の方向性を定めた。白武スカウト部長は「3人のうちの1人に行くのではないかなという内容の話が出た。どうなるか分からないが、現時点では」と示唆。3人とは、将来性ある高校BIG3。市和歌山・小園、高知・森木、ノースアジア大明桜・風間の速球派右腕だ。 昨季まで2年連続Bクラスに終わり、今季も下位に低迷するチーム事情を考えれば、先発、中継ぎともに即戦力が欲しいところ。ただ、総合的に判断して、広島は高校生右腕の指名にかじを切ったとみられる。高卒投手のドラフト1位指名獲得となれ