エースが気合のブルペン投球を披露した。広島・大瀬良大地投手(30)が5日、宮崎県日南市の天福球場でこのキャンプ2度目のブルペン入り。前回の直球のみでの36球を大幅に上回り、カット、カーブを交え97球を投げ込んだ。 右腕は「投げ過ぎました」と苦笑い。「60球ぐらいで終わろうと思ってたんですけど。横のザキ(中崎)とか森浦、遠藤がいい球投げていたので、それにつられて。若い子たちにいい刺激をもらいながら、キャンプを過ごせています」と話した。 この日からキャンプを訪れていた松田元オーナーから「やっぱり違うな」と声を掛けられたという。しかし、大瀬良はまだ納得がいっていないようで「次はもっといいボールを見せられるように準備したいと思います」と語った。