(写真撮影:大島拓也) 「監督1年目はリーダーとしては落第点。しかし、その経験がなければ3連覇を成し遂げられなかった」。そう語るのはプロ野球・広島カープ元監督の緒方孝市氏だ。 緒方氏は監督就任1年目こそ4位と低迷したが、翌年からリーグ3連覇を達成。リーダー1年目の失敗を結果に結びつけた、ビジネスにも共通するチーム運営のコツとは?(取材・構成:杉山直隆) ※本稿は、『THE21』2022年4月号特集「リーダーになったら必ずやるべきこと 絶対やってはいけないこと」より、内容を一部抜粋・編集したものです。 なぜ、監督就任1年目はBクラスに沈んだのか? ――2016~2018年にかけて、広島東洋カープの監督として、セ・リーグ3連覇を成し遂げた緒方孝市氏。しかし、15年の監督就任1年目の成績は4位と低迷した。その原因をシーズン終了後に振り返ると、次の結論に達したという。 【緒方】「勝つために、どん
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