頻繁に聞こえた「男性の怒鳴り声」「女性のキャー、やめて」現場となった家の辺りからは事件前、男の怒鳴り声が頻繁に聞こえていたことが分かった。 両親とみられる2人の遺体を自宅に遺棄した疑いで、新谷嘉朗容疑者(50)が逮捕された。 事件が明らかになったのは13日、両親の知人が近くの交番に「知人と連絡が取れない」と相談したことがきっかけだった。 これを受け、警察官が現場を訪れたところ、この家に住む高齢の男女2人が死亡していた。 両親と同居していた新谷容疑者は、自宅から姿を消していたが、14日、静岡県内で発見され、死体遺棄の疑いで逮捕された。 岸本理沙アナウンサー: 新谷容疑者が遺棄したとみられる男女2人は、庭の手入れを一緒にしたり、近所の方にあいさつをするなど温厚な性格だったようです。 近くに住む人は、現場となった家の付近で、争うような声を頻繁に聞いていたと話す。 ――どういう声が聞こえていました
自民党税制調査会で発言する松野博一官房長官(左)。右は宮沢洋一会長=15日午前、東京・永田町の同党本部 岸田文雄首相が掲げる防衛力強化に向けた自民党の増税論議は、最終決着を先送りする形でひとまず収まった。 【図解】NATO基準による主要国防衛費比較 首相の指示に沿って税目や税率を明示する一方、慎重派の理解を得るため増税時期を曖昧にし、痛み分けを図った。ただ、近い将来、対立が再燃するのは確実。党内には議論の進め方を巡る首相への不満も渦巻く。 「防衛増税の無期限延期と解釈できる」。15日の自民党税制調査会で執行部サイドから妥協案が示されると、増税慎重派の宮沢博行副幹事長はこう矛を収めた。前日までとは空気が一変し、「殺気立った怒号が飛び交う状況ではなかった」(柴山昌彦元文部科学相)という。会合は2時間程度で宮沢洋一会長に対応を一任して終了した。 妥協案は増税対象として、法人税、所得税、たばこ税の
「国債というのは未来の世代に対する責任として取りえない」──。10日の記者会見でそう強調していた岸田首相。舌の根も乾かぬうちに、5年間で総額約43兆円となる防衛費大幅増の財源に建設国債を“流用”する方針を固めた。自衛隊施設の整備などに約1兆6000億円規模の確保を検討している。 【写真】立憲「救済法案」賛成で党内にくすぶる不満 「敵基地攻撃」容認めぐる“暗闘”で分裂前夜の様相 戦時国債を乱発し、戦争に邁進した戦前・戦中の反省を踏まえ、政府は戦後、防衛費を国債で賄わない方針を貫いてきた。自衛隊施設についても「消耗的な性格を持つ。国債発行の対象としない」(1966年の福田赳夫蔵相の国会答弁)として、建設国債を用いることは断固、認めてこなかった。 財政に詳しい立正大法制研究所特別研究員の浦野広明氏(税法)が言う。 「国債は麻薬のようなものです。なし崩し的に借金を容認することにつながってしまいます
さすがにブーイングが殺到している。岸田首相のツイートの返信欄に、防衛費増に伴う財源の一部を増税で賄う政府方針に対する批判が相次ぎ、“大炎上”だ。返信は16日午前時点で1万9000件に上っている。 「防衛費大増税」反対をネタに“安倍シンパ3議員”が繰り広げる醜い跡目争い…岸田首相大炎上で拍車! 批判が集中しているのは、岸田の12日付の投稿。日本漢字能力検定協会が今年の漢字が「戦」に決まったと公表したことを受け、自らの今年の漢字は「進」だと紹介したツイートだった。 これに〈『税』の方がいいんじゃないですか?〉〈どう考えても『壺』だろ〉〈あなたが総理になった事で私の今年の漢字は『苦』になりました〉などと、岸田の漢字のチョイスを批判する投稿に加え、〈増税のせいで国民の貧困が進みました〉〈こんな日本に誰がした?〉といったコメントもあふれている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く