ネット社会でますます脅威となるサイバー攻撃。警察庁は、国際的なサイバー犯罪集団を摘発したと発表しました。サイバー攻撃と言えばメールを通じてウイルスに感染させて情報を盗んだり、ネット経由でシステムに侵入してダウンさせたりするなど、個人や企業に深刻な被害をもたらします。実はいま、日本を狙ったサイバー攻撃が増えているといいます。2月は国が定めるサイバーセキュリティ月間でもあり、この危機に国を挙げて挑む最前線を取材してきました。 「このサイトは、現在、警察当局の管理下にある」 捜査機関によって閉鎖されたのは、ロシアを拠点とする国際的なサイバー犯罪集団「ロックビット」のウェブサイト。ロックビットはデータを暗号化して身代金を要求するサイバー攻撃「ランサムウェア」を使い、世界各国で大きな被害を出しているグループです。 日本の警察庁を含む9カ国の共同捜査の結果、20日にメンバーを逮捕したほか、サーバーなど
加藤鮎子こども政策担当大臣は、少子化対策の支援金の徴収額について月1000円を超える可能性があると答弁しました。当初500円弱とされた一人あたりの負担が半月あまりで倍増しています。 【画像】SNSでトレンド入りもした「子育て支援金」の内容や、疑問の声 ■国会で言及 子育て支援金「1000円超も」加藤鮎子こども政策担当大臣 「1000円以上の負担があり得るかに関しましては、その被用者の方ですとか、加入者の方々の支払い能力ですとか、所得に応じて変わってきますので可能性としてはあり得ると思います」 立憲民主党 石川香織衆院議員 「1000円を超える可能性を認めたともう一度確認させて下さい」 加藤大臣 「支援金の拠出が1000円を超える方がいる可能性はあり得ると思います」 22日の国会で、飛び出した驚きの発言。岸田政権の看板政策“異次元の少子化対策”の支援金制度についてです。 児童手当や育休取得の
自民党派閥の政治資金パーティーの裏金問題について16日から始まった所得税の確定申告で各地の税務署で批判の声が上がる中、国税庁が2016年に「国税専門官」募集のために制作したポスターに「ホンマにギャグやなw」などネット上でツッコミが飛びかっている。 話題になっているポスターは「平成28年度国家公務員 国税専門官募集」。ネクタイを締めたスーツ姿の男性モデルの横に「巨悪と戦うなんて、ドラマの中だけの話。だと思っていた」とのコピーが添えられていた。 22日には国会の審議の中で鈴木俊一財務相が「疑義を持たれた政治家が政治責任を果たすという観点から(収支報告書不記載の収入のうち政治活動に使わなかった残額を納税を行うか)判断すべき」などと発言しネット上で批判が上がった。 X(旧ツイッター)ではポスターの画像に「本当にドラマの中だけの話だったねwww」と皮肉のコメントが添えられた投稿が寄せられ、これを立憲
20歳の“逸材”がまたしても輝いた。広島の田村俊介外野手が23日、中日とのオープン戦(北谷)に「2番・右翼」で出場し、初回の第1打席で中越え適時三塁打を放った。中日・高橋宏斗投手から放った快音に「もう開幕スタメンしかないな」「凄く良い」「これは鯉の未来を担ってる」「本物の逸材」など、絶賛の声が集まった。 【実際の様子】振り抜いた打球はセンターへ 俊足を飛ばす“金の卵”は一気に三塁到達 “金の卵”が猛アピールを続けている。初回無死二塁の第1打席、カウント2-2から真ん中高めに来た直球を弾き返すと、打球はセンターの頭上を越えた。田村は快足を飛ばして三塁に到達。スタジアムは拍手に包まれた。 田村は高卒プロ2年目の昨季は10試合に出場して打率.364を記録。さらなる活躍が期待され、3月6日、7日に京セラドームで行われる「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ 2024 日本vs欧州代表」に出場する日本代
「エアガンで撃たれた」「やってない」。お笑い芸人と女優の“論争”が話題となっている。発端はプラス・マイナスの岩橋良昌さんが、過去に真木よう子さんとジャニーズのタレントに「都内のマンションでエアガンで何発も撃たれた」とXに投稿したことだ。 【画像】岩橋さんの実際の投稿 一方、真木さんはTikTokのライブ配信で「エアガンやってねぇってんだよ」と疑惑を否定。真偽が分からないまま、炎上が続いている。 岩橋さんによる突然の実名出し暴露は「名誉毀損」に当たるのだろうか。芸能法務にくわしい河西邦剛弁護士に聞いた。 ●「エアガンで撃たれた」を一般読者はどう読むか ーー両者の主張は真っ向から対立しているようですが、岩橋さんの投稿は何らかの責任に問われる可能性はあるでしょうか? 岩橋さんの投稿が真木さんらの社会的評価を低下させる内容であれば名誉毀損に該当することになります。 仮に「エアガンで何発も打たれた」
18日の卓球・世界選手権団体戦で、日本女子チームは3-0で南アフリカに快勝した。しかし、木原美悠選手と平野美宇選手がともに第1ゲームを11-0で完封勝ちしたことについては、SNS上で「0点いつからオッケーになったの?」などと疑問の声が……。卓球界に残る「完封(ラブゲーム)は相手に失礼」という“謎マナー”をどう受け止めるのか、日本卓球協会にズバリ聞いてみた。 【写真】平野と同じく「完封」勝利した木原美悠はこちら * * * 世界選手権団体戦の女子1次リーグ第3戦。木原VSパテルの第1試合と、平野VSサスマンの第2試合では、木原と平野がそれぞれ第1ゲームをラブゲームで勝利した。 しかし、かつての卓球界では一部の選手の間で、「ラブゲームはマナー違反」とする独特な文化があった。それを知る人は、木原と平野は10-0になった段階でわざとミスするなどして相手に得点をあげるべきでは? と違和感をおぼえ
宝塚歌劇団の宙(そら)組に所属する女性(25)が死亡した問題で、歌劇団側が、パワーハラスメントがあったことを認め、遺族側に伝えていたことが、関係者への取材でわかった。 【写真】死亡した女性が、ヘアアイロンを当てられたとするやけど痕。やけどを負った約1か月半後に撮影されたが、はっきりとまだ跡が残っている 女性は昨年9月に死亡。同11月に公表された歌劇団側の弁護士による調査報告書では、長時間の活動などによる心理的負荷を認める一方、上級生らによるパワハラは確認できなかったとしていた。遺族側は反発し、暴言や叱責(しっせき)など15件のパワハラ行為があったとする意見書を同12月に歌劇団側に提出していた。 関係者によると、歌劇団側は、上級生らへの聞き取りなどを進めた結果、15件のうち一部について、行き過ぎた言動があり、パワハラにあたると判断。遺族側にその見解を伝えたという。一方で、他の行為について、遺
吉本興業は22日夜、お笑いコンビ「プラス・マイナス」の岩橋良昌(45)とのマネジメント契約を、この日をもって解消したと発表した。相方・兼光タカシ(45)とのコンビも解散となった。兼光は23日、自身のSNSを更新し解散を報告した上で、現在の心境を明かした。 【写真】「僕も寝耳に水」兼光タカシによる解散の報告文(Xから) 兼光は「あまりにも急で驚かれてる方も多いと思いますが、僕も寝耳に水といった感じです。応援して下さった方々、関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことと思います。お詫び申し上げます」とつづった。 「21年間プラス・マイナスを支えて頂き、本当にありがとうございました。ライブを楽しみにしていた方々には申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからは吉本で兼光タカシとしてピンで活動させて頂きます。応援をして頂けますと幸いです」とした。 吉本興業は、岩橋の契約解消の経緯について「
吉本興業は23日、都内で接触物損事故を起こし芸能活動を自粛しているFUJIWARAの藤本敏史(53)が活動を再開すると公式サイトで発表した。 【全身ショット】美脚がスラリ!さすがの美BODYを披露した木下優樹菜 同社は「弊社所属 FUJIWARA 藤本敏史につきまして、2月23日(金)をもって、活動を再開させていただくことになりましたのでご報告いたします」と説明。「藤本は2023年10月に自家用車で接触事故を起こし活動を自粛しておりましたが、FUJIWARAのYouTubeチャンネルにて活動を再開させていただきます」とした。 「関係各位、ファンの皆さまには多大なるご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げますとともに、藤本およびFUJIWARAが今回の反省を活かして一からやり直す機会を賜りますよう何卒お願い申し上げます」と記した。 藤本をめぐっては、吉本興業が昨年10月に公式サイトで
仕事と住まいを失い、上野公園にいたところを貧困ビジネス業者にだまされたミキオさん。「今は後悔しています。(施設を)出たくて、出たくて、何とか仕事を探しました」という(筆者撮影) 現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。 【写真】一時は正社員として安定した収入を得ていたミキオさん。長時間労働や不当解雇のすえ住まいを失ったところに、貧困ビジネス業者に付け込まれた ■正社員として働き、親に仕送りもしていた 夕飯は塩コショウで炒めたモヤシと醤油をかけた豆腐半丁とご飯。「本当は卵かけご飯を食べたい。でも、卵、高くなりましたよね。あまり買わなくなりました。卵かけご飯、本当は好きなんですけど」とミキオさ
ギニアビサウの首都ビサウの中心部(2021年11月18日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】アフリカ西部ギニアビサウで、魔術を使った疑いをかけられた女性8人が、毒を飲まされて死亡した。当局者が23日、AFPに明かした。 【写真】魔女狩りで多くの処刑が行われた英スコットランドのロイヤルマイル 現場はカシェウ(Cacheu)州のクラデ(Culade)。女性たちは子ども2人が急な病気で死亡した責任を負わされ、シャーマンに毒を飲むよう強要された。 クラデの当局者によると、死亡した8人は全員が51歳以上。他に21人が近くの都市サンドミンゴス(Sao Domingos)の病院に入院している。 伝統的な精霊信仰(アニミズム)が根強く残るこの地域では、魔女狩りが繰り返されているという。 当局者は魔女狩りについて、「終わらせるために必要な決断を下すつもりだ」「21世紀では許
ラオスでは通じない、日本の常識 ある朝、こんな連絡が届いた。「水牛がおぼれて死んだので欠席します」。まったく頭に入ってこない。どうやらペットロスで悲しい、といったニュアンスではなさそうだ。 ラオスで始まった私たちJICA草の根技術協力事業「ラオス農村部住民の食糧事情向上を目指した昆虫養殖技術開発事業」のプロジェクトは3年目を迎えており、連絡のあった夫妻は今日の午前中、食用ゾウムシ養殖農家のメンバーとして、技術トレーニングを受ける約束だった。しかしどちらも来られないとのこと。 まず何が起こったのか、イメージができない。ウシっぽいけど牛じゃない、よく泥浴びをしている家畜が、溺れて死ぬ?そんなことがあるのか。そして溺れて死んだとして、それが彼らの欠席の理由になることも、ピンとこない。ふわっと頭に浮かぶフレーズ。「サボりではないか?」 たしかにラオスにはよくあることだ。期待通りに動いてくれないラオ
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、鈴木財務大臣は、収支報告書に記載されていなかった収入のうち、政治活動に使わなかった残額を個人の所得として納税を行うかは、政治責任を果たすという観点で議員が判断すべきだという認識を示しました。 鈴木財務大臣は22日の衆議院予算委員会で、政治資金収支報告書に記載されていなかった収入の税務上の扱いについて問われ「政治活動に使わずに残った所得で、控除しきれない部分があると議員みずからが判断した場合、納税することはもちろん可能性としてはある。疑義を持たれた政治家が政治責任を果たすという観点から判断されるべきだ」と述べました。 また、税務当局による調査の必要性について「課税上、問題があるかは、独立的に国税庁で判断されるべきだ。国税当局として疑義がある場合は適切な対応をとる方針だ」と述べました。 さらに、林官房長官は、法律上の時効を過ぎた不記載への関係議員
今年4月から日本テレビ系列で放送予定だったドラマ「たーたん」の制作が中止になった。 原作は、現在も「ビッグコミックオリジナル」(小学館)で連載中の西炯子さんによる同名コミック。主人公の上田敦は冴えない童貞男。15年前、友人から1人の赤ん坊を預かった。その友人は殺人を犯し刑務所に入っていた。赤ん坊の名は鈴。敦は鈴を実の娘のように懸命に育てた。童貞のまま父親になった男と本当の親を探し求める娘の成長の様子を描いた作品である。 原作の「たーたん」は未完作品 「小学館×日テレ」の“再タッグ”に異論が噴出していた しかし、昨年10月から同じく日テレ系列で放送されたドラマ「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」)の原作者で人気漫画家の芦原妃名子さん(享年50)の訃報が1月29日に伝えられると、「たーたん」の制作は迷走。「原作・小学館×ドラマ・日テレ」という“再タッグ”に加え、「セクシー田中さん」
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