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ブックマーク / emasaka.blog.fc2.com (2)

  • 本を読む 「盗作の文学史」

    オビの説明が的確。 つくづく人間(作家)は面白い。盗作、パクリ、剽窃、無断引用、著作権侵害、作家のモラル…をめぐって繰り広げられたドタバタ(悲喜劇)を博捜し、事件としてでっち上げられる過程を冷静に考察した“盗作大全”。 盗作の是非とか二次創作とかメディア論とか、あるいは歌取りとかインターテクストとかそういう話はさておき、盗作騒動の事例を網羅的に紹介する。論より事実で、あくまで起きたことをベースにして語っているのだけど、480ページが苦にならないぐらいぐいぐい読ませ、読み物としても面白い。まさにドタバタ人間模様。 論より、とはいえ、書では通底する視点として、以下の3つに批判(揶揄)の目を向けているように思う。 出版社(版元)の権利管理 文壇の縦社会 マスコミやネットのセンセーショナリズム 江戸時代から明治初期には、版元が権利を握っていて二次創作やりほうだいだったとか、そのころの文壇では

  • 本を読む 楽天でROMAとfairyの話を聞いてきた

    火曜日のHadoopの話に続き、土曜日には「楽天テクノロジーカンファレンス」でROMAとfairyの話を聞いてきました。fairyはようするに楽天MapReduce、ROMAは楽天版memcached(よりストレージ寄り)という感じのソフトです。 以下、メモ。 レコメンド&パーソナライゼーション(楽天技研 西岡氏) (emasaka注:これはROMAとfairyのセッションの直前のセッションだけど、関連性が強いので、関連する部分のみ切り出し) 楽天でレコメンデーションをやる場合、規模が膨大という特徴がある。何千万もの会員と2,500万の商品の組み合わせ。その対策として、Locality Sensitive Hashingなどアルゴリズムを改良すると同時に、多数のマシンを組みあわせている。そのために、現時点ではHadoopを使ってMapReduce処理をし、k-meansのクラスタリングや

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