国内最大級のロックの祭典「フジロックフェスティバル」 新型コロナの影響で、2年ぶりの開催となりました。 アーティストは、出演するか、取りやめるか。 観客も、現地に行くか、オンライン配信で見るか。 対応は分かれました。 新型コロナの感染が確認されてから1年半。 “分断”を生まないために、何が必要なのでしょうか。 (ネットワーク報道部 吉永なつみ 田隈佑紀 大阪拠点放送局 甲木智和)
![フジロックから考える コロナ禍の“分断” | NHK | News Up](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7389f92606162a6a98e9759714a63a0014c3faf4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20210825%2FK10013223231_2108251915_2108252004_01_02.jpg)
国内最大級のロックの祭典「フジロックフェスティバル」 新型コロナの影響で、2年ぶりの開催となりました。 アーティストは、出演するか、取りやめるか。 観客も、現地に行くか、オンライン配信で見るか。 対応は分かれました。 新型コロナの感染が確認されてから1年半。 “分断”を生まないために、何が必要なのでしょうか。 (ネットワーク報道部 吉永なつみ 田隈佑紀 大阪拠点放送局 甲木智和)
https://www.nhk.jp/p/ohayou/ts/QLP4RZ8ZY3/blog/bl/pzvl7wDPqn/bp/pgj3WpLDBQ/?cid=nwebhk-tvqc 数々の著書や「ハーバード白熱教室」で知られるマイケル・サンデル教授。9年ぶりに新著「実力も運のうち 能力主義は正義か?」を書き下ろし、今回、NHKのインタビューに応じました。コロナ禍でアメリカ社会にあぶり出されたひずみとは。そして、そこから見えてくる、コロナ禍を生きる私たちひとりひとりが問うべきこととは。川﨑理加アナウンサーが聞きました。 社会に広がる「能力主義の“横暴”」とは 川﨑: 近著「実力も運のうち 能力主義は正義か?」を読みました。たいへん強い言葉を使われていると思いますが、タイトルにはどのような意味が込められていて、なぜこの本を書くことにされたのですか。 サンデル氏: おっしゃる通り、「Tyran
作家・平野啓一郎氏が〝20世紀後半を支配した価値〟と喝破した、「カッコいい」という概念。21世紀の各界で活躍する異才たちにとって、その言葉はいかなる意味を持ち、また変わりつつあるのだろうか? 本連載を通して研究を進めたいと思う。記念すべき第1回目は、今や日本の映画界を文字通り牽引する存在へと成長した俳優・井浦新さんにインタビュー。最新作『朝が来る』にまつわる秘話から、縄文人のカッコよさ、そしてコロナ禍における価値観の変化まで率直に語っていただいた。 写真=熊澤 透 ヘアメイク=山口朋子(HITOME) 文=山下英介 河瀨直美監督との日々 ──最新作『朝が来る』、まるでドキュメンタリー映画のような生々しさに圧倒されました。作品のホームページに掲載されている井浦さんのコメントを拝見したところ、「河瀨監督の現場は、どう芝居をするかではなく、どう〝生きるか〟が求められます」とありましたが、これって
ノルウェー・オスロ在住のファッションエディター/キュレーターである、エリス・バイ・オルセン(Elise By Olsen)。海外では知る人ぞ知る存在だったが、最近になって日本でも活動が取り上げられるようになった。2013年に「13歳の雑誌編集長」として、ユースカルチャー誌『Recens Paper』を創刊したことをきっかけに、新世代の旗手として注目される。 しかし彼女は18歳になると「私はもう、ユースではない」と言い残して退任。その後、新たなファッション・ジャーナリズムを標榜(ひょうぼう)する雑誌『Wallet』を創刊した。エリスは今、メディアやジャーナリズムについてどのようなことを考えているのか。そしてwithコロナの世界への思いとは。胸の内を聞いた。 (取材・文:岡本尚之 翻訳:アナイス トップ写真撮影:Torbjørn Rødland) 「若者」であることの消費期限に直面して 「今1
5月4日、厚生労働省が新型コロナウィルスを想定した「新しい生活様式」を公表しました。感染対策のために、「手洗いや消毒」「咳エチケットの徹底」といった対策を日常生活に取り入れることだけでなく、会話や食事、働き方など様々な領域における行動について指針を示しています。 この「新しい生活様式」という言葉から、戦時下に提唱された「新生活体制」を想起するという大塚英志さんに、エッセイを寄せていただきました。 テレビの向こう側で滔々と説かれるコロナ下の「新しい生活様式」なる語の響きにどうにも不快な既視感がある。それは政治が人々の生活や日常という私権に介入することの不快さだけではない。近衛新体制で提唱された「新生活体制」を想起させるからだ。 かつて日本が戦時下、近衛文麿が大政翼賛会を組織し、第二次近衛内閣で「新体制運動」を開始。その「新体制」は、経済、産業のみならず、教育、文化、そして何より「日常」に及ん
その後も小池は積極的に硬軟の発信を行っている。とくにインターネット上の動画に関しては安倍首相とのコントラストが大きかった。 安倍首相の星野源と「コラボ」動画が炎上したのに対して、ほぼ同時期に発表された小池が人気YouTuberのHIKAKINのインタビューに答える形式でコロナ対策について語った動画は、確かに良くできていた。「あたたかな人柄」のようなものと共に都知事として必要な情報がわかりやすく語られていて、テレビ界出身者の面目躍如である。 「小池都知事にコロナのこと質問しまくってみた【ヒカキンTV】【新型コロナウイルス】」より このようにマスメディアとSNSを綺麗に使いこなす小池は、安倍政権が給付金問題でごちゃごちゃしている間にも、休業に応じた店への協力金支給を着々と進め、「人命を優先する政治家」のイメージを固めている。 そして「日本初の女性首相」の可能性をささやく声も浮上してきている。こ
『月刊日本』にロングインタビューが掲載された。「コロナ後の世界」について。 ■「独裁か、民主主義か」という歴史的分岐点 ―― 世界中がコロナ危機の対応に追われています。しかしたとえコロナが収束しても、もはや「元の世界」には戻らないと思います。内田さんはコロナ危機にどんな問題意識を持っていますか。 内田 新型コロナウイルス禍は、これからの世界のあり方を一変させると思います。「コロナ以前」と「コロナ以後」では世界の政治体制や経済体制は別のものになるでしょう。 最も危惧しているのは、「新型コロナウイルスが民主主義を殺すかもしれない」ということです。こういう危機に際しては民主国家よりも独裁国家の方が適切に対処できるのではないか・・・と人々が思い始めるリスクがある。今回は中国が都市閉鎖や「一夜城」的な病院建設や医療資源の集中という、民主国家ではまず実施できない政策を強権的に下して、結果的に感染の抑制
1 ◾最近はずっと、音楽をやっている友人や知人やその他自分が好きな人たちのことを考えていて、それ以外のことが全然考えられなくて困っている。自分の仕事が全然手につかない。こんなことをしている場合ではない。今この瞬間も少しずつ、彼らは追い込まれている。彼らの日常を奪ったのはウイルスではない。日本政府だ。(午後5:17 · 2020年4月9日·Twitter Web App) ◾一ヶ月前までは、みんな家にこもって感染拡大を防止するべきだ、と思っていた。けれど、ジリ貧状態がずっと続いている友人知人たちを見ていたら「こんな何の意志もない政府の下で絶対に自粛なんてするべきではない」と思うに至った。このままいけば、ウイルスより政府に殺される人の方が、本当に多くなるだろう。(午後5:17 · 2020年4月9日·Twitter Web App) ◾ウイルスより日本政府の動きの方が複雑怪奇で、よっぽど恐い。
先日、糸井重里氏のこんなツイートが話題になっていた。 わかったことがある。 新型コロナウイルスのことばかり聞いているのがつらいのではなかった。 ずっと、誰ががが誰かを責め立てている。これを感じるのがつらいのだ。 — 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 責めるな。じぶんのことをしろ。 https://t.co/uLIz0k9cSd — 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2020年4月9日 このツイートへの反応の多くは批判的なものだ。なぜ政府の対応がおかしいことを責めてはいけないのか、という意見が批判の多くを占めている。糸井氏のツイートに政府を擁護する意図があるかはわからない。ただ、「誰かを責める声」の中には政府を批判する声も確実に含まれる。「責めるな」というメッセージは、政府への不満の声を封じることにもつながりかねない。だから反発を受けているのだ
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