月刊誌「噂(うわさ)の真相」の編集長を務めた岡留安則(おかどめ・やすのり)さんが1月31日、右上葉肺がんのため那覇市内の病院で死去した。71歳だった。葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会が開かれる予定。 政界や芸能界のタブーに斬り込んだ「噂の真相」を1979年に創刊し、25年間にわたって編集長を務めた。99年には、当時の東京高検検事長の女性問題を報じ、後の検事長辞任につながった。2004年の休刊後、沖縄県に移住。飲食店を経営しながら、沖縄の米軍基地問題について積極的に発言し続けてきた。16年に脳梗塞(こうそく)を発症。その後、がんが見つかり、治療を続けていた。 以下は、岡留安則さんの死去について、「噂の真相」の元スタッフたちが公表したメッセージの主な内容。 ◇ 岡留はいつもわたしたちに「体制が変わろうが、政権がどうなろうが、権力は信用できない。常に疑っていかなくては騙(だま)される。だか
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