2013年に他界したルー・リードが1987年に行ったインタヴューの一部が動画として公開されている。 動画はアメリカの公共放送局として知られるPBSが製作したもので、アーティストのインタヴュー音源とアニメーションを組み合わせた動画クリップとして公開するブランク・オン・ブランク・シリーズのひとつ。今回の素材となった取材はワーナー・ブラザーズ、エレクトラ、キャピトルなどアメリカのレコード会社の幹部として活躍したジョー・スミスが行ったもので、スミスはこうしたインタヴューを資料としてさまざまなアーティストと行っていたことで知られている。 冒頭でルーは深夜にもファンが自宅に押しかけてきて閉口すると次のように語っている。 「俺は(ニュー・)ジャージーのどこともしれない荒野に住んでいるんだよ。そんなところに住んでても面倒なことはあるわけでね。大学生とかが見学しに来たりして夜の11時くらいに家に来るんだよ。