29日夜遅く、埼玉県川口市でタクシーの運転手が乗っていた男に拳銃のようなもので腹を撃たれた事件で、男が事件のおよそ10分前に赤羽駅前の乗り場からタクシーに乗ったとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。 警察はドライブレコーダーの映像で車内の様子を確認するなど詳しいいきさつを調べています。 29日夜遅く、川口市幸町でタクシーの72歳の男性運転手が降車しようとした客の男から「金を出せ」と脅され拳銃のようなもので腹を撃たれました。 警察によりますと男は少なくとも1発発砲し、運転手は命に別状はないものの全治1か月の大けがだということです。 車内には現金が散らばっている状態でした。 これまでの調べで男が発砲したのは防犯カメラの映像などから29日の午後11時38分で、捜査関係者によりますと男はそのおよそ10分前に3キロあまり離れた東京・北区のJR赤羽駅前のタクシー乗り場から乗車したとみられる