2010年春に「iBookstore」をオープンするなど、電子ブック市場への積極的なコミットを図ってきたAppleが、電子ブック制作ソフト「iBooks Author」をリリースした。ワープロやDTPソフトを連想させる高いデザイン機能、かんたんな処理でインタラクティブ・コンテンツを配置できる点など、見どころの多い製品だ。同時にiPadへ向けて提供が始まった電子ブックビューア「iBooks 2」とあわせ、その機能と特徴についてレビューしてみよう。 iBooks 2とiBooks Authorの位置づけ Appleが数年前から電子ブック分野に注力していたことは周知のとおり。iBooksはそのための閲覧ツールであり、重要なプラットフォームだ。Mac向けには提供されず、iOSデバイス向けのみリリースされていることからは、Appleがどのような事業展開を目指しているかがうかがえる。 今回iPad向け
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