アメリカでは、年間1000個前後の竜巻が発生し、50人程度が亡くなっています。誰もが脅威を感じ、その場からすぐさま立ち去りたくなるはずの恐ろしい自然災害、竜巻。 そんな竜巻に魅了された、ひとりのカメラマンがいました。カメラマンの名は、クリス・アリントン氏。壮大な竜巻写真を撮るために、彼は命をかけて今日も嵐を追いかけています。 海外サイト『amusingplanet』によると、アリントン氏はアメリカの中でも特に竜巻被害の多い、中部のネブラスカ州オハマ市に住んでいます。この地域一帯は、グレート・プレーンズという台地状の大平原が広がる穀倉地帯。世界で最も人口密度が低い農業地帯といわれており、また「Tornado Alley (竜巻通り) 」と呼ばれているほど竜巻が多い場所でもあります。 命を落としかねないにもかかわらず、そのような場所に好んで住居をかまえ、猛威を奮う竜巻の姿を撮り続けるアリントン