東京モーターショーを訪れた。報道陣向けの公開日だった11月30日と12月1日、そして一般公開から初めての日曜日だった12月4日のことだ。仕事に追われる報道公開日と比べると、12月4日は遊びに行くぐらいの気分だったが、会場の大混雑に驚いた。若い男性、カップル、親子連れ。普段の記事で「若者のクルマ離れ」を嘆く自動車メーカーの従業員の声を何回も紹介してきたが、モーターショーの現場にはそんな雰囲気は全くない。クルマは多くの人を魅了している。 出展ブースには日本や欧州の完成車メーカーを中心に最新のクルマがずらりと並んでいる。2人乗りの超小型EV(電気自動車)や炭素繊維でできたクルマなど最先端の技術も面白いのだが、やはりここはショーの会場である。人気が集まるのは高級車やスポーツカーなどのコンセプト車だ。日々の通勤では軽自動車を使っていても、こんな時ぐらいはスーパーカーを見て、乗ってみたくなる。 トヨタ
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