愛知県の知多警察署の署長が、先月ゴルフ場で酒を飲んだあと車を運転していたことが分かり、愛知県警察本部は19日付けで更迭するとともに、詳しいいきさつを調べています。 更迭されたのは愛知県・知多警察署の堀場昭英署長(60)で、愛知県警察本部によりますと、先月21日、県内のゴルフ場でプレーをした際、ビールを飲み、その数時間後に車を運転して帰宅したということです。 県警本部に内部からの通報があり発覚したということで、調査に対して「暑かったので飲んでしまった。考えが甘かった」と話しているということです。 一緒にゴルフに来ていた部下の署員3人は、酒を飲まなかったということです。 愛知県警察本部は「酒気帯び運転の検挙の基準には達していないとみられるが、署員を監督する立場として許されない」として、19日付けで堀場署長を警務部付きに更迭し、詳しいいきさつを調べるとともに、今後、処分を検討するとしています。