【速報】世耕氏が陳謝も参院幹事長続投の意向「職責を全うしたい」 1000万円超のキックバック不記載の疑いで「政治不信を深くお詫び」 自民党の世耕参院幹事長は9日、京都府宇治市で記者団の取材に応じ、自身が所属する安倍派のパーティー収入からキックバックを受けながら、政治資金収支報告書に記載していなかった疑惑を受けて自身の進退について問われ「私自身は職責を全うしたい」と続投する意向を示した。 世耕氏は「私の所属する政策集団、そして私に関する政治団体のパーティー券に関する収支に関して疑念を持たれるような事態になったことは、まさに国民の政治不信を起こすことにつながるわけで、国民の皆さんに深くお詫びを申し上げたい」と陳謝した。 その上で「この問題は刑事告発がされ、捜査段階に入っている。特に報道によると一部の事務所の関係者はすでに事情聴取を受けている状況だ。そういう中で私が発言することで捜査に影響を与え
松野官房長官は記者会見で、所属する自民党安倍派から1000万円を超えるキックバックを受け、適切に報告していなかった疑いが明らかになったことについて、具体的な事実関係の説明を避けたうえで「引き続き、緊張感を持って職責を果たしてきたい」と述べました。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、最大派閥の安倍派「清和政策研究会」に所属する松野官房長官側は、去年までの5年間で1000万円を超えるキックバックを受け、政治資金収支報告書に収入として記載していない疑いがあることが明らかになりました。 これについて松野長官は閣議のあとの記者会見で「『清和政策研究会』が今後、事実確認のうえ、適切に対応するものと認識している。派閥の政治資金の取り扱いについて刑事告発がなされ、捜査が行われていると承知している」と述べ、具体的な事実関係の説明を避けました。 そして、官房長官を辞任する考えはないか問われたのに
自民党安倍派(清和政策研究会)のパーティー収入の一部をキックバック(還流)され、裏金とした疑いが浮上した松野博一官房長官(61)。早大入学後は映画会社を志し、生活用品メーカーの「ライオン」入社後は広告制作を担当するなど、政界では異例の経歴を持つ。松下政経塾から党の公募で政界を目指した「たたきあげ」として知られ、料亭にほとんど行ったことがないことをアピールするなど、清廉な姿勢も目立っていた。 【写真】「木原問題」で望月衣塑子記者と“バトル”を繰り広げた松野博一官房長官 松野氏は千葉県出身で、同県立木更津高校から早大法学部に進学。自身の公式ホームページ(HP)には「早稲田大学を選んだのも『映画をやるなら早稲田でしょ』という想いであったし、当然映画会社に就職するつもりだった」と記している。 早大卒業後の昭和61年にはライオンに就職し、広告制作室に配属された。自身のHPでは「早朝から深夜まで休み返
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、松野博一官房長官側のほかにも、安倍派の幹部で、事務総長を務める高木毅国会対策委員長や世耕弘成参議院幹事長側が、去年までの5年間で1000万円を超えるキックバックを受け、政治資金収支報告書に収入として記載していない疑いがあることが関係者への取材で新たにわかりました。 東京地検特捜部は資金の流れなどについて実態解明を進めているものとみられます。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐっては、最大派閥の安倍派「清和政策研究会」が、所属する議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、派閥の政治資金収支報告書にパーティーの収入や議員側への支出として記載していなかった疑いなどが明らかになっています。 安倍派の議員側にキックバックされた資金の総額は数億円に上るとみられ、安倍派幹部の松野官房長官側が去年までの5年間で1000
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田中角栄元首相の長女、真紀子元外相(79)が8日、国会内で政治改革を巡る会合で講演し、自民党安倍派(清和政策研究会)のパーティー券収入を巡る裏金疑惑を巡り、説明を避ける松野博一官房長官らを念頭に「答弁は差し控えるくらいなら議員になるのを差し控えた方がいい」と語り、久々の〝真紀子節〟を炸裂させた。 真紀子氏は世襲政治批判を展開した上で、「政治家は活力充実、夢を実現したい人になってほしい」と訴えた。会合には夫の田中直紀元防衛相や弁護士の郷原信郎氏らが同席した。真紀子氏の発言要旨は以下の通り。 ◇ 11年ぶりに永田町の土を踏んだが、空気はよどんでいるし、きな臭いし、暗い感じがする。(平成5年衆院選で旧新潟3区から)初当選した時は古い議員会館だったが、(会場の参院議員会館は)こんな立派な議員会館になった。でも、住人は小粒。議員にふさわしくないほどの立派な議員会館という印象を持った。 第2次安倍晋三
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自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、松野官房長官側が派閥からキックバックを受け、適切に報告していなかった疑いが持たれていることについて、与党内では辞任は避けられないのではないかという意見が出ています。 岸田総理大臣は政権運営への影響などを見極めながら、慎重に対応を検討する方針です。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で8日、松野官房長官側が去年までの5年間で、みずからが所属する安倍派から1000万円を超えるキックバックを受け、政治資金収支報告書に収入として記載していない疑いがあることが明らかになりました。 松野官房長官は国会の質疑や記者会見で、「みずからの政治団体の政治資金は適正に対応してきた」と述べる一方、具体的な説明は避けており、与党内では辞任は避けられないのではないかという意見が出ています。 さらに、安倍派の高木国会対策委員長と世耕参議院幹事長側も松野氏と同様の
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自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、安倍派幹部の松野博一官房長官や高木毅国会対策委員長、世耕弘成参議院幹事長を含む10人以上の議員側が、去年までの5年間で1000万円を超えるキックバックを受けていたとみられることが関係者への取材で新たにわかりました。いずれの議員側も政治資金収支報告書に収入として記載していない疑いがあり、東京地検特捜部が資金の流れなどについて実態解明を進めているものとみられます。 自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐっては、最大派閥の安倍派「清和政策研究会」が、所属する議員がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分の収入を議員側にキックバックし、派閥の政治資金収支報告書にパーティーの収入や議員側への支出として記載していなかった疑いなどが明らかになっています。 キックバックを受けていた安倍派の所属議員は数十人規模に上るとみられていますが、派閥幹部の松野博一官房長
上段左から塩谷立元文部科学相、松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、下段左から高木毅国対委員長、萩生田光一政調会長、世耕弘成参院幹事長 自民党派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、最大派閥の清和政策研究会(安倍派)の主要幹部がパーティー券収入のノルマ超過分のキックバック(還流)を受けていた疑いがあることが関係者への取材で判明した。松野博一官房長官のほか、5人の名前が挙がっている。いずれも関連する政治団体の政治資金収支報告書に収支が記載されず、裏金となっていた可能性があるという。 名前が挙がっているのは、松野氏、高木毅・党国対委員長、世耕弘成・党参院幹事長、塩谷立元文部科学相、萩生田光一・党政調会長、西村康稔経済産業相。塩谷氏は派閥の事実上トップの座長で、他の5氏は安倍派「5人衆」と称され、岸田文雄政権を支える存在でもある。
自民党の最大派閥、安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、派閥の幹部6人を含む安倍派の大半の所属議員側がパーティー収入のキックバックを受けていたとみられることが関係者への取材で新たにわかりました。いずれの議員側も政治資金収支報告書に収入として記載していなかったとみられていますが、キックバックの金額は議員によって大きな差があり、東京地検特捜部が資金の流れなど、詳しい経緯を調べているものとみられます。 自民党の最大派閥、安倍派「清和政策研究会」の政治資金パーティーをめぐっては、安倍派幹部の松野博一・官房長官や高木毅・国会対策委員長、世耕弘成・参議院幹事長など10人以上の議員側が去年までの5年間で1000万円を超えるキックバックを受け、政治資金収支報告書に収入として記載していない疑いがあることがわかっています。 さらに、安倍派の座長を務める塩谷立・元文部科学大臣や萩生田光一・政務調査会長、西村
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