【講演】毎日新聞委員 ネット浸透で家庭崩壊「好きな情報だけ得られるネットもいいが多様な情報が目に飛込んでくる新聞も読んで 講演:凶悪事件の背景、小川・毎日新聞委員が解説--川崎 /神奈川1月15日12時1分配信 毎日新聞 オウム真理教(アーレフに改称)事件などを取材した毎日新聞社長室の小川一委員が14日、川崎市多摩区の長尾会館で「変わる犯罪…動く現場、最近の凶悪事件から」と題して講演した。 講演会は毎日新聞向ケ丘遊園店(渡辺四郎店長)が開催し、約40人が参加。東京社会部などで事件取材に携わった小川委員は、犯罪の流行発信地が90年代を境に首都圏から地方に移り、考えられなかった事件が頻発していると解説。 背景の一つにネット社会の浸透による家庭崩壊があると指摘し「好きな情報だけを得られるネットもいいが、紙面を見ただけで多様な情報が目に飛び込んでくる新聞も読んでほしい」と訴えた。【吉住遊、写真も】