東京財団の政策誌「日本人の力」7月号に「地域社会のための犯罪者情報の提供と支援システムづくり」なる、諸澤英道常磐大学理事長の記事に非常におもしろい情報が載っています。 犯罪者の人権に過剰に配慮する風潮に警鐘をならしています。 犯罪先進国アメリカでは、刑務所が崩壊に瀕しています。刑務所はどこも満員です。暴動なんぞは日常茶飯事で、受刑者に対するカウンセリングでは、受刑者は檻付きの台車に入れられておこなわれるそうです。 何故かというとカウンセラーが襲われるケースが多いからだそうです。また刑務所には弁護士が常駐しているところが多く、受刑者が刑務所を提訴することは日常的だそうです。 このような環境で社会復帰に向けての矯正がうまくワークするかというと非常に疑問です。実際犯罪を繰り返して、何度も収監される者が非常に多いわけです。 ところがアメリカの刑務所を見学してきた日本の「業界関係者」はアメリカの刑務