熊本市文化振興課によると、県の重要文化財に指定されている「熊本洋学校教師 ジェーンズ邸」が地震の影響で倒壊した。NHKが報じた。 「ジェーンズ邸」は、熊本洋学校に迎えられた外国人教師、リロイ・ジェーンズ氏の住宅として1871年(明治4年)に建てられた木造2階建ての建物で、熊本最古の西洋建築とされる。ジェーンズ氏は、1876年の廃校まで教鞭をとり、自由・自主独立の気風や男女平等思想を教え、日本で初めての男女共学を実施した。日本赤十字発祥の地としても知られている。
2010年秋、高知県で研修医となって2年目の鈴木医師のもとに飛び込んできたのは、親友の自殺という、信じがたい訃報だった。自殺したA医師=当時(26)=は、高知大医学部時代から鈴木医師と親交があり、卒業後は高知県内で、鈴木医師とともに研修生活をスタートさせた同期仲間。学生の頃の彼は、冗談を言って周囲を盛り上げるなど「カリスマ性があり、人気者だった」(鈴木医師)という。それぞれ別の病院で臨床研修に入ってからは頻繁に連絡を取ることはなかったが、鈴木医師は彼が、苦労しながらも順調に、医療の道を歩んでいるのだと思っていた。 しかし実際は違っていた。その後鈴木医師が友人らから聞いた話によると、A医師は、臨床研修の開始後1週間ほどで適応障害のような症状が現れ、約1年間、研修を休止。いったんは立ち直って研修を再開したが、再開から半年後、本格的にうつ症状を発症し、自らビルから飛び降りて命を絶ってしまった。友
素人がイチから建ててしまった「沢マン」。花々が咲き乱れ、若きアーティストたちが住まうこの物件から当初感じたのは、底抜けの明るさだった。だが、数日間宿泊し、住人らと語り合ううちに、このマンションの意外な一面にも気づくことになる――。
【連載】自由の深淵、高知のタブーを歩く 全国屈指の貧乏県ながら、陽光さんさん人みな明るく自由があふれ...。そんな高知県には幾つかのタブーがある。いや、正確にはタブーとはいえまい。都会的価値観から見るとタブーかもしれないが、高知県的自由価値観では普通の光景なのである。たとえばそれは集落が絶滅しつつある現実であり、公的ギャンブルでありながら財政貢献はしていないという問題であり...。法を無視して造ったマンションが超人気という「ここって本当に日本?」的な風景もある。東京育ちの若手ライター3人が自由の地、高知を歩いた。 高知市中心部の観光名所、日曜市から北に1時間ほど車を走らせた山あいに大川村がある。この村、実は行政関係者や学者の間ではけっこうその名を知られている。離島を除くと日本で最も人口が少ないうえに、住民の約半数が65歳以上。つまり過疎、少子高齢化のトップランナーなのである。頭に浮かぶのは
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