朝日新聞が1面から2面にかけて報じたF35に関する独自取材の記事に関し、専門家として言いたい個所がいくつもあると声をあげるのは、メルマガ『NEWSを疑え!』を主宰する軍事アナリストの小川和久さんです。小川さんは、F35の追加調達があたかもトランプ大統領の圧力によるものであるかのような記述は、取材不足による「誤報」とも言えると指摘。その取材姿勢では、国家権力や企業に都合良く使われやすく、歴史をねじ曲げると憂慮してします。 なんでもトランプのせいにするな! 自分の専門分野というだけでなく、朝日新聞の1面左の準トップ扱いで、2面にまで続いている「力作」なので、ついつい読んでしまいましたが、あら探しになってしまったようです(笑)。 1面の見出しは「F35、生産進む米工場 日本、147機導入予定」、2面の見出しは「F35、量産の陰で 巨額コスト・部品・安全性に懸念」というものです。 テキサス州フォー