ただ今回大きく騒ぎになったのは、他の匿名サービスで公開されているIPアドレスと一致する可能性でした。IPアドレスは時間ごとの使い捨てである場合が多いので、タイムスタンプがないと同一性は保証されませんし、仮にあったとしても同一LANを利用してる別人(同僚など)かもしれません。 とはいえ、これは正確度が100%ではないという話でしかないため、以下のような記事・推測が多く行われました。 ここで重要なのは「ユーザ(投稿者)が意図していない形で他サービスと結び付けられて公開されること」はユーザにとって未知のリスクであるという点です。 SNS ID漏洩という問題 SNSのID漏洩についても同様の問題を抱えていました(現在は修正済み)。 以下は、記事データを取得するAPIのレスポンスの一部です。 `user` というオブジェクトに `socails` というキーがあり、そこでSNSログインによって取得で
![noteのIPアドレス漏洩と同様のリスクを持つSNS ID漏洩が修正されたので、何が起きてたかをまとめます(※ SNS連携の同意目的外利用は未修正)|榊原昌彦](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a99f899af45951eb4713f539d13c9b2f42beb98e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F33674800%2Frectangle_large_type_2_a88b0c3b504227c5d8576f6c5dfe820e.png%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)