兵庫県宝塚市は13日、バブル崩壊の影響で就職難だった30代半ば~40代半ばの「就職氷河期世代」を対象として正規の事務職員を募集した結果、受験者4人を合格にしたと発表した。来年1月に入庁する。 市によると、当初予定していた採用枠3人に対して、1635人が1次試験を受け、倍率は545倍に上った。その後の2次試験通過者20人が受けた最終面接の内容を点数化し、上位4人がほぼ同じ成績で並んだため採用枠を1人増やした。 愛知県や和歌山県なども同様の氷河期世代採用を実施したり予定したりしており、各自治体に広がっている。
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