身体障害者補助犬法ができて15年。障害者の社会参加を進めてきた一方、病院や飲食店などで同伴拒否の例はなくならず、街で見かけても対応がわからない人も少なくない。 介助犬の育成や普及に奔走し、横浜市総合リハビリテーションセンターで医師として働く高柳友子(医学博士・日本介助犬協会事務局長)さんに、現状と課題を聞いた。併せて、介助犬の仕事ぶりがわかる写真も紹介する。
「黄色い線までお下がりください」。通勤や通学の際に、駅でこんなアナウンスを聞いたことはありませんか?首都圏のいくつかの駅では、このほか「黄色い線の内側までお下がりください」などともアナウンスしています。この黄色い線を、黄色い点字ブロックと正確な表現に改めて、アナウンスをする鉄道会社が出始めています。その背景を取材しました。 違和感を感じたことはありませんか?足元にあるのは、線ではなく、視覚に障害のある人のための点字ブロックです。線とは呼べないほどの幅もあります。 点字ブロックを線と表現することについて、ツイッターには「電車が来るときに黄色い線の内側にというけど、黄色い点字ブロックはあるのに、線はない。どこを示しているんだろう」「黄色い線の内側へ下がってお待ちくださいというアナウンス。黄色い線とは点字ブロックのことなのだろうか」など、戸惑いを感じるという人のつぶやきも見られます。 列車が来る
株式会社ワン・トゥー・テン・ホールディングス(本社:京都市、東京オフィス:品川区、代表: 澤邊芳明、以下 ワントゥーテン)は、パラスポーツの一つである車椅子マラソンやレースを楽しく体験できる車椅子型VRレーサー“CYBER WHEEL”を開発いたしました。 パラスポーツの普及について現在の課題は、“自分ごと化”できていないことです。その原因は、体験会を実施できる回数が少なく、インストラクターも足りていないため、一般の人が体験する場がなかなかなく、そもそも興味を持ちづらいことにあります。 本来パラスポーツは、大変エキサイティングで激しいスポーツです。 それをエンターテイメントというかたちで伝え、体験会などを日本中で容易に実施したいという思いからこの商品を開発しました。 実際の車椅子マラソンにおいて最高速度は60kmを越えます。平均でも35kmというその速さを是非体験してみてください。 ■公式
NHKは21日午後10時半、総合で「ココがズレてる健常者 障害者100人がモノ申す」を放送する。障害者らマイノリティーが多数出演するEテレの情報バラエティー「バリバラ」(日曜午後7時)から派生した特番。スタジオに集まった障害者100人が健常者の常識をくつがえす。 番組は12月6日に東京・渋谷のNHK放送センターで収録された。集まった100人の障害はさまざま。車いすでやってきた肢体不自由の人もいれば、知的障害や精神障害がある人も。それぞれが、健常者の配慮が実は過剰だったり、逆に尊厳を傷つけていたりすることを経験を交えて語った。 例えば「無意識で体が動く不随意運動でぶつかってしまった時、自分が謝りたいのに逆に謝られてしまう」「小児まひで言葉が不明瞭なのを電話口でわかったふりをされる」など。また、同じ人間として理解してほしいという思いから「障害者は聖人君子」というイメージを払拭(ふっしょく)する
シーエーシーが開発したアプリ「ボッチャメジャー(仮称)」。10分の1ミリ単位でジャックボールと他の球の位置を計測する=金沢市で、飯山太郎撮影 ボール間の距離、精密に自動計測 協会、無料配布を検討 9月のリオデジャネイロ・パラリンピックでボッチャは日本がチームで銀メダルに輝き、一躍脚光を浴びた。いかに目標球に自分の球を近づけるかを争う競技で、これまでは手作業で測っていたボール間の距離を自動計測するアプリ「ボッチャメジャー(仮称)」が開発された。手軽に競技できるようになるため、2020年東京パラリンピックを控え、普及や強化に一役買うことが期待される。 ボッチャの試合では審判が目視やコンパスのような特有の定規を使って、目標球と他の球の距離を計測する。だが、似たような距離を判定するのは初心者には難しかった。このアプリはインストールしたスマートフォンなどをかざすと、目標球の白いジャックボールと赤と青
白杖(はくじょう)を携えて歩くのは全盲の人だけという誤解から筋違いの非難や疑問視をされることがあると、弱視などの視覚障害がある人たちが声を上げ始めた。「白杖=全盲とは限りません」と書いたストラップや漫画で理解を求めている。 福岡県宇美町の佐子真紀さん(49)は右目が見えず、左目も視力は0・3だが視野に欠損がある。1、2年前、白杖を携え、地下鉄の車内で文字を拡大したスマートフォンを見ていると、向かいに座る若者の会話が聞こえてきた。「見えてるんじゃない?」「うそつきやん」 こうした誤解を解くため今夏、「白杖=全盲とは限りません」と書かれたストラップを購入し、白杖に着けた。ストラップには「白杖の天使 はくたん」というキャラクターが描かれている。 このストラップは神奈川県秦野市の渡辺敏之さん(46)が手作りし、今年に入って販売を始めた。左目にわずかに見える視野があり、自身も2度、スマホを使用中に「
菜々緒ら輩出のレースクイーン女王に三城千咲 手話で喜び 3枚 吉岡美穂、菜々緒らを輩出したレースクイーン最高峰の賞「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー 15-16」に、三城千咲(みき・ちさき=26)が選ばれ15日、都内で発表会が開かれた。 「今年の女王はソーシャルグッドな美乳女神」とのキャッチフレーズで紹介された三城は、1年半前から手話に取り組んでおり、この日も女王選出の喜びは手話で「うれしく思う。これからの活動を楽しみにしてください」「I LOVE YOU」と表現した。 もともと手話は、2020年の東京五輪&パラリンピックに向けて、社会貢献への思いで始めたもの。今後の活動にも「2020年に向けて手話を広げていきたい。私がモデル、グラビアで頑張れば可能になると思う。チャンスがあれば何でもやりたい」と意欲をみせた。 続きを見る
高齢者が運転する自動車による事故が相次いでいますが、日本老年精神医学会は、認知症検査などが強化される来年の改正道路交通法の施行を前に、高齢者の運転を支援するハードウェアの普及や免許証を返納した人への支援など、高齢者への配慮を求める提言をまとめ、厚生労働省などに送りました。 提言では、まず高速道路の逆走を防止するゲートの設置のほか、自動ブレーキやペダルの踏み間違い防止装置を標準装備とすることなど、ハードウェアの普及や新たな研究開発を求めています。 そのうえで、運転免許証を自主返納するなどした高齢者に対しては、タクシーやバスの乗車券などの代替策を用意することのほか、高齢者講習会の際の教習所の運転試験では路上運転に不可欠な認知能力などが正しく評価できないとして、教習所の外での実車テストの導入を検討することなどを求めています。 日本老年精神医学会の新井平伊理事長は「運転免許の取り消しや自主返納だけ
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