部落解放同盟の第75回全国大会が3日、東京都内で2日間の日程で始まり、部落差別撤廃や人権侵害救済法の早期制定を求める2018年度の運動方針案が示された。運動方針案では、差別をあおるヘイトスピーチが横行し、インターネット上では差別情報が氾濫しているなど、人権を巡る社会状況が悪化していると指摘。部落差別解消推進法の周知のための取り組みを進める必要があるとした。狭山事件で
イタイイタイ病の被害地域近くの神通川。中央は富山空港=富山市で2016年11月7日、本社ヘリから小関勉撮影 イタイイタイ病(イ病)の発生地域を流れる富山市の神通川の水に含まれる3種の重金属(亜鉛、鉛、ヒ素)の量が環境基準値を下回り、10年余にわたって自然界レベルを維持していることが分かった。イ病の原因物質・カドミウムは1999年に自然界値に戻ったことが判明している。被害住民が原因企業を提訴して9日で50年。72年の勝訴後に結んだ公害防止協定で、原因企業が住民側の立ち入り調査を認め、共に取り組んできた公害対策の成果だ。
国籍・民族の違いによる差別や性的少数者への差別の解消を明記した東京都世田谷区の条例案が、26日の区議会常任委員会で可決された。3月2日の本会議で可決、成立する見通し。罰則はないが、区民が申し立てた苦情を調査する苦情処理委員会を設ける。区や専門家によると、国籍や民族による差別について苦情処理の仕組みを設けるのは珍しいという。 名称は「世田谷区多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」。議会で成立すれば、4月から施行される。性的少数者を含む性別などの違いや国籍・民族などの違いによる差別の解消を項目として明記し、「不当な差別的取り扱いをすることにより、他人の権利利益を侵害してはならない」と記す。 苦情処理委は区長の諮問機関で、有識者ら3人で構成。関係者から意見聴取などをして区長に意見を言い、区長は「必要に応じて適切な措置を講ずる」と定める。区は対象を区の業務と想定し、ヘイトスピーチ
災害時に多数の避難者が発生すると見込まれる大規模マンションで、被災時を想定した実践的な設備やソフト面でのサポートが広がっている。阪神大震災や東日本大震災の被災者の声を生かし、防災倉庫や非常用発電機などの設備に加え、開発会社が販売・引き渡した後も訓練やイベントなどで防災の取り組みを支えている。(石川有紀) 2月から入居が始まる国内最高階数の55階建て免震構造マンション「ザ・パークハウス中之島タワー」(大阪市北区、894戸)。火災発生時には、屋上ヘリポートと非常用エレベーターの空陸両方での避難を可能にした。通常、マンション火災では消防隊の消火活動のため、非常用エレベーターの避難利用は認められていないが、独自の防災計画書を策定。大阪市消防局などによる審査を受け、2基のうち1基を高齢者や妊婦など歩行困難者の避難に利用できるようにした。 被災生活に備え、共用部には非常用発電機や水タンク、備蓄食料のほ
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「♪オレだオレオレ 息子じゃないか」 そんな歌詞で始まるのは、特殊詐欺の被害を防ぐために考案された「高知振り込まないーの音頭」だ。高知署塚ノ原駐在所(高知市)の島田幹広巡査部長(51)が考案した。ただ歌声は人間のものではなく、音声合成ソフト「ボーカロイド」だ。なぜボーカロイドで特殊詐欺の被害防止を呼びかけるユニークな音頭を作ったのだろうか? そこには、島田巡査部長の思いが込められていた。【松原由佳】
双子や三つ子の家庭を支援する組織「多胎ネット」が各地で生まれている。2人以上が同時に生まれた「多胎」家庭は、「単胎」家庭とは違う苦労や悩みがある。単胎と比べると虐待が起きる割合が大きいとする分析もあり、双子や三つ子の子育てを経験した母親たちが立ち上がっている。 「誰にも支援してもらえなかったら、確実に虐待が起きると実感した」 6月18日、静岡県浜松市で開かれた講演会。名古屋市の弁護士で、小学4年の双子の母親である間宮静香さんが強調した。聴衆は双子の母親ら約150人。間宮さんは自身の経験を語った。 生後まもなく、約3時間ごとに繰り返す2人の授乳で睡眠時間はわずか。タイミングよく約4時間寝られた時は、うれしくて涙が出た。2人同時に泣けば1人は放っておくしかなく、子どもへの申し訳なさと近所迷惑になりかねない不安で精神的苦痛も重なった。 外出ではミルクも哺乳瓶もおむつも2人分持ち歩いた。場所をとる
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