リオ・パラリンピックで銀メダル 認知度高まる 主に脳性まひ者がプレーするボッチャの日本選手権大会が26日、金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで開幕した。リオデジャネイロ・パラリンピックで銀メダルを獲得した広瀬隆喜選手(32)ら日本代表の4人も出場し、個人戦で頂点を争う。体験会などへの参加者もパラリンピック後には増え、高まる熱気を4年後の東京大会につなげようと、選手たちは競技の魅力を広める使命も胸に大会に臨んだ。 「パラリンピックはボッチャ界にとって大きな一歩になった」。開会式では、3人対3人で争うチーム(脳性まひ)での銀メダル獲得が報告され、主将を務めた杉村英孝選手(34)があいさつした。「たくさんの人にボッチャを知ってもらえた。東京大会に向けてこの日本選手権がスタートになる」。そう決意を語った。