エイチ・アイ・エス(H.I.S.)は2016年2月9日に成田空港と共同で、手話を通じて海外旅行の出発手続きを疑似体験できる「成田空港内の聴覚障がい者向けバリアフリー施設を学ぶ見学講座」を開催する。参加費は無料。定員は20名で、聴覚障がい者だけでなく、手話や福祉に関心のある学生なども参加できる。 当日は空港内の設備見学をはじめ、空港カウンターでの搭乗手続きから保安検査・税関 検査・出国審査の通過、出国ゲートまでの一連の流れを参加者が実際に体験。解説は手話でおこなう。 これは、同社のユニバーサルツーリズムデスクが主催する「しゅわ旅カレッジ」カリキュラムの一環だ。 カレッジでは聴覚に障がいなどを持つ人やその家族が正しい知識を得て視野を広げ、安心して旅行を楽しむことを支援するための講座を企画。これまでには、海外旅行中の携帯電話の使い方や「お遍路」の作法・楽しみ方、テーブルマナーなど、旅行前や旅行中
ユニバーサルツーリズムの推進に取り組む全国の中小旅行会社や宿泊施設、運輸事業者らで組織するバリアフリー旅行ネットワーク(東京都渋谷区)は10日、バリアフリー旅行研修会を都内で開催した。 はじめに、同ネットのメンバーで、15年以上前からバリアフリーを含むユニバーサルデザイン(UD)に取り組んでいる富士レークホテル(山梨県富士河口湖町)の井出泰済社長が「バリアフリー旅行事業の“高収益化実現”について」と題して講演した。 同ホテルは1983年から障害者雇用、1999年に初のUDルーム開設を実現するなど、先進的な対応を行ってきた。しかし、当初は収益が伴わず、厳しい時期が続いたという。 2011年に内閣府からUD推進功労者表彰を受けたことを契機に全国的に同ホテルの取り組みが知られるようになり、収益が向上。年間稼働率もUD化した23室の方が通常の部屋よりも高くなった。 当初は障害者向けのバリア
国土交通省は2016年4月に施行される「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(障害者差別解消法)について、具体的な対応指針(ガイドライン)を作成し、発表した。 障害者差別解消法とは、全省庁が所管する行政機関や地方公共団体、事業者など、商品やサービスの提供側を対象にしたもの。障害を理由とする不当な差別的取扱の禁止や、障害者に対する合理的な配慮の義務(民間事業者は努力義務)などが既定されている。ただし、各事業によってその状況が異なることから、事業者が具体的な取り組みを行なうための一般的な考え方を示す対応指針を作成することも、法律の規定事項となっていた。 「国土交通省所管事業における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針」の対象は、旅行業や航空運送業を含む9つの事業。 このうち旅行業では、「差別的取扱いの具体例」としては、障害だけを理由に一律にツアーの参加拒否や旅程の一部制限
大がかりな工事を必要とせず、自宅の寝室などにわずか1日ほどの工事で取り付けられる。 そんなTOTOの「ベッドサイド水洗トイレ」が、在宅介護を行う家庭や高齢者施設で好評だ。介護状態にあっても「トイレは自分で」という高齢者の思いに応える注目の製品の機能とは──。 夜中のトイレも 家族に気兼ねなく 三大介護といえば、一般に食事、入浴、排せつのこと。なかでも排せつは、時間が不規則で、場合によって夜中でも数時間おきに対応する必要がある。汚物の処理やにおいの問題もあり、心身に負担がかかる介護といえる。 ベッドサイド水洗トイレ(セット品番EWRS310) 希望小売価格:¥528,000(税・工事費別) 構成品:本体、アームレスト、給排水ホース・継手部材一式、ペーパーホルダー、リモコン 付属機能:ウォシュレット、暖房便座、脱臭機能など ※納期は約2週間かかります ●戸建住宅または高齢者施設向けの商品です。
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