栃木県那須町の茶臼岳で昨年3月27日、登山講習会に参加していた県立大田原高の生徒7人と教諭の計8人が死亡した雪崩事故で、遺族や被害者家族が事故の情報や意見を発信するホームページ(HP)を開設した。風化と再発の防止を願う遺族らの率直な思いを伝える。雪崩の危険性予測に関する情報なども掲載している。 遺族らは「那須雪崩事故遺族・被害者の会」というグループ名で先月26日にHPをスタートさせた。「息子達を忘れないで」と題した今月9日の記事では「先生方を責めることよりも息子を守れなかったことや、自分が今生きて…