2014年8月25日 在宅で家族などを介護しているケアラーは、相手の認知症が重いとケアマネジャーへの満足度が下がる傾向にあることが、連合が公表した調査の結果でわかった。連合は結果を受けて、「重度の認知症に対応できないケアマネジャーがおり、彼らは不満を持たれている」と問題を提起している。 この調査は、在宅で親や配偶者などを介護する40歳以上を対象にして、今年の2月から4月に実施された。有効回答数は1381人。 【 関連記事 】 在宅介護で高齢者を虐待、ケアラーの12%が「経験あり」 結果をみると、ケアマネがそれなりに高い評価を得ていることがわかる。ケアプランへの評価では、75%が「満足」と回答。「ケアマネの問題点」を尋ねると、「特に問題ない」が49%で最も多かった。他の答えでは、「訪問の回数が少ない」が15%、「ケアの自己負担が多すぎる」が11%となっており、それ以外は1割以下の少数