視覚に障害がある60代の男性がホームドアのない東京都国分寺市内の駅ホームから転落する事故が9日、発生した。命に別条はなかったが、都内では8月にも視覚障害者が駅ホームから転落し、死亡する事故があった。 JR東日本八王子支社によると、9日午前0時ごろ、国分寺市西恋ケ窪2丁目のJR中央線西国分寺駅の下りホームから、視覚に障害があり、白杖(はくじょう)を持った60代の男性が線路に転落し、鎖骨が折れるけがをした。ホームドアが設置されていない駅だった。非常ボタンが押され、駅員や居合わせた客ら4人で男性を救助。男性は駅員に対し、「普段使っている駅で、今日は酒を飲んだ帰りだった」と話したという。 8月には東京メトロ銀座線青山一丁目駅で、視覚に障害があり、盲導犬を連れた男性(55)がホームから転落し、電車にはねられて死亡する事故があった。この駅にもホームドアはなかった。
NPO法人「ママの働き方応援隊(ママハタ)」静岡校がこのほど、乳幼児と母親が高齢者施設や学校などを訪問する「赤ちゃん先生プロジェクト」を始めた。1回目は静岡市葵区の高齢者福祉施設「城東コミュニティプラザHapiSpo」を訪れ、デイサービスの利用者と触れ合った。 この日施設を訪れたのは11カ月から5歳までの乳幼児7人と母親ら4人。子どもたちは「こっちにおいで」「かわいいね」と声を掛けられ、握手をしたり歌遊びをしたりした。同区の野田成子さん(74)は「昔を思い出す。元気をもらって若返ったみたい」と満面の笑みを見せた。 同プロジェクトは、応援隊が2012年に本格始動させ、全国に活動を広げている。赤ちゃんとの交流を通じて癒やしを提供し、命の大切さを伝えることが目的。育児中の母親を孤立させず、報酬のある「仕事」として社会とつながる場を提供する狙いもある。 静岡市駿河区に越してきた天野育子さん(
政府の「働き方改革実現会議」(議長・安倍晋三首相)が発足し、病気の治療と仕事の両立が主な論点の一つに決まった。病気を抱えながら働く人は高齢化や医療技術の進歩などで増えているが、どのように両立を図るかの法的な定めはない。職場任せになっている支援をどう強化していくかが課題になっている。 労災で長期療養、解雇認める判決 9月12日、東京・霞が関。労災保険の給付金を受けて療養中に、補償金を支払われて解雇された専修大学元職員の男性(41)は、差し戻し控訴審の判決後の記者会見で肩を落とした。 「長期にわたって労災で休業し、復職に向けて頑張っている労働者はたくさんいる。今回の判決がそういう方々の復職にとって非常に大きなマイナスになってしまい、残念です」 男性は2003年に肩や腕に痛みが出る「頸肩腕(けいけんわん)症候群」と診断され、休職を繰り返した後、11年に専修大から解雇された。「解雇は無効」だとして
芽も根もまるごと食べられる「スプラウトニンニク」。北九州市内でここだけという“栽培地”は、若松区畑谷町の通所介護サービス施設「ひまわり」内にある。【長谷川容子】 会社の社員寮だった建物を居抜きした施設で、使っていなかった4階部分の一室を利用。室内は空調で25度に保たれ、一粒ずつ仕切られた容器に入ったニンニクが、棚に整然と並んでいる。「完全無農薬の水耕栽培です。一粒ずつ丁寧に発芽させることで香りや栄養は損なわれず、においとえぐみを抑えます。食べてもにおいが残りにくいのが特徴です」。生産責任者の乙村隆文さん(43)の説明が熱を帯びる。 八幡西区にある温泉施設の支配人だった乙村さんが、この道に入ったのは2年前。知人を通じて知り合った、高齢者住宅やグループホームなどを経営する「おもやいの家」の代表から「農業を通して高齢者や知的障害者の雇用創設を実現したい。新食材の事業をやってみないか」と声をかけら
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