京葉銀行は2017年4月から、行員の仕事と子育ての両立を促す目的で保育料の一部を補助する制度を導入する。育児休暇からの早期復帰や時短勤務解消時など、行員の状況に応じて3種類の制度を用意。柔軟な働き方ができるように支援する。政府は「働き方改革」と称して女性の社会進出などを後押ししており、京葉銀でもこうした流れに対応する。保育料の一部補助に関しては2種類の制度を用意する。子どもが1歳になる前に育休
育児休業期間が最長1年半から2年に延長されることになった。保育所が見つからずに仕事を辞めてしまうことを防ぐ狙い、と政府は主張する。しかし、育休期間が延びた分、女性にばかり負担や不利益が増えるのではとの懸念が、企業側にも働く側にも根強い。 東京都調布市の女性(42)は、不動産会社に勤めていた2014年7月に長女を出産。15年4月までに保育所を見つけ、職場復帰するつもりでいた。だが、当時住んでいた渋谷区内で認可保育所6カ所に入所を申し込んだが、いずれも「不承諾」。預け先が見つからないまま1年の育休期間が過ぎ、半年延長した。 だが、保育所入所が集中する翌年4月までには足りない。上司に「半年以上の延長はできない」と言われ、新年度からの入所は断念した。年度途中で入所できる保育施設を探したが見つからず、会社は辞めざるを得なかった。 女性は「育休が2年だったら辞めずに済んだかもしれない」。一方で、解決に
9月、カリフォルニア州サンフランシスコのイックウォ小学校(児童数270人)。朝、子どもを送ってきた保護者らが列を作っていた。無料で配られる野菜や果物をもらうためだ。 スクールパントリー(学校での食料配給所)と呼ばれる。規格や賞味期限などを理由に、食べられるのに廃棄される食料を農家や企業から集め、困窮者に配る地元のフードバンク団体が週1回、学校に「出張」する。この日は牛乳や卵、ジャガイモなど14種類の食材が用意され、79世帯の保護者らが利用した。 シングルマザーの女性(42)はタマネギを袋に詰めた。パートの指圧師。月収1千ドルと政府の食費補助(月300ドル)で暮らす。「物価も高く、子育てにお金がかかる。ここは助かる」 団体は10年前から活動を始め、今では近隣を含め63校で実施する。団体によれば、サンフランシスコで給食費が免除される低所得層の子どもは62%。担当のビダル・ゴンザレスさん(37)
人気漫画「タイガーマスク」の主人公「伊達直人」を名乗り、全国各地の児童施設などにランドセルなどのプレゼントを贈る「タイガーマスク現象」の先駆けとなった人物が7日、後楽園ホール(東京都文京区)で開かれたプロレスイベントに登場し、初めて名前と顔を公開した。男性は前橋市在住の河村正剛さん(43)。自身が名乗り出ることで「児童養護の支援が拡充されれば」と語った。 河村さんによると、自身も家庭環境に恵まれず、幼少期にはランドセルが買えないため手提げで通学した過去があるという。19年前から児童養護施設の支援に取り組んできたが、不幸な子供は減らず「世の中をなんとかしたい」と考え始めたところ、「伊達直人」を名乗って社会に強いメッセージを送ることを考案。平成22年のクリスマスに、伊達直人を名乗って前橋市の児童施設にランドセル10個をプレゼントした結果、報道で話題になり、全国各地で同様の活動が相次いだ。 この
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く