6月といえば、LGBTにまつわる、さまざまなイベントが世界各地で開催される「プライド月間(Pride Month)」でもある。「レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー」の頭文字をとったLGBTは、性的マイノリティの総称だ。そんなLGBTたちが自らのセクシャリティーや性的指向にプライドを持つべく始めたのが、プライド月間。日本テレビは6月5日の「映画天国」<月曜深夜25時59分(火曜午前1時59分)~>から、プライド月間に合わせ、LGBT関連の映画作品を4週連続放送する。名付けて「LGBT映画祭」。放送にかける思いを、自ら「トランスジェンダーの当事者」と語る谷生プロデューサー(編成局編成センター編成部)にじっくり語ってもらった。 ■日テレでは初めての試みだった ──今回、LGBT関連の作品を特集することになったきっかけ、このタイミングで放送する理由は何ですか。 「映画天国」用の