水戸公共職業安定所(ハローワーク水戸)は今月、管内の精神科医療機関と連携し、精神障害者の就職支援を始めた。精神障害者の雇用が来年度から義務化されるのに伴う事業で、準備段階から就業後の職場定着まで一貫した支援を行う。 協定を結んだ医療機関は、石崎病院(茨城町)、栗田病院(那珂市)、水戸メンタルクリニック(水戸市)。ハローワークとチームをつくり、ハローワーク内に新規で配置する専属のコーディネーターが調整する。治療のために通院している主治医はそのまま関与を続ける。 支援内容は、就職に関する知識・技術についてのガイダンス▽職業訓練・職場実習といった就労体験の提供▽定期的なケース会議の開催▽就職後のフォローアップ――など。今年度の対象者は40人で、期間は1人原則6カ月以内。 精神障害者の雇用支援は求人、…
4月23日に投開票された岐阜県各務原市長選の期日前投票で、重度の知的障害がある男性(18)が投票所を訪れた際、職員から口頭で本人確認を求められたが伝えられず、投票を断念していたことが10日、市選挙管理委員会への取材で分かった。市選管は9日、対応が不適切だったと認めて男性側に謝罪した。市選管によると、付き添った母親が、男性は読み書きができず言葉を発することが難しいと伝えていた。だが、受付の職員は
ポスト伊勢志摩サミットの一環として国際会議や競技の誘致を進めている三重県は9日、障害者らのために考案されたという競技スポーツ「ボッチャ」の国際大会で初の国内開催となるアジア・オセアニア地区オープン大会が来年3月18〜22日、伊勢市の県営サンアリーナで開催されると発表した。 県の誘致が実を結んだ。オープン大会では、豪州や中国など約10カ国・地域から約80選手が集まる予定。 この日、日本ボッチャ協会の奥田邦晴代表理事や、日本主将でリオデジャネイロ・パラリンピック銀メダリスト、杉村英孝選手ら3人が津市の県庁を訪ね、鈴木英敬知事に支援を要請。杉村選手は「ボッチャは繊細で醍醐味(だいごみ)のある競技。東京五輪などに向けて競技人口を広げるため、三重での大会を成功させたい」と語った。 ボッチャのファンという鈴木知事は「三重での開催に感謝。ボッチャが平成33年の三重とこわか大会(全国障害者スポーツ大会)か
厚生労働省は9日、障害が重くなったのに、障害年金の支給額が減るなど矛盾したケースが起きる「差し引き認定」の仕組みを見直すことを決めた。同日開かれた有識者会議で、別々の原因で同じ部位に障害を負った場合、現状の障害程度を等級に反映させる案を示し、了承された。日本年金機構に基準改正を通知後、今夏をめどに運用を開始する。 「差し引き認定」は、体の同じ部位に複数回障害を負った場合に適用されるが、算定基準に問題があったため実態より軽く認定されることがあった。
国土交通省は、マリーナでのバリアフリー化に向けて湘南港(神奈川県、江ノ島)で、車椅子使用時の船着場の安全性を確認する全国初の実証実験を実施する。 2020年東京オリンピック・パラリンピック開催もあって、バリアフリー化やユニバーサルデザインによる施設整備が重要となることを踏まえ、マリーナにおける障害者設備指針を作成している日本障害者セーリング協会(PSAJ)は、既存の指針を改訂・拡充して、「海の障害者設備指針」を作成している。 今回、マリーナにおける車椅子使用時のポンツーン(浮き桟橋)とスロープの傾きなどの安全性に関する事項を確認し、改訂中の指針に反映するため、6月12日に湘南港で全国初の実証実験を実施する。 国土交通省港湾局、国土技術政策総合研究所は、これらの取り組みが海洋性レクリエーションを振興する上で重要な意義を持つことから、PSAJからの協力要請を受けて、検討に参画・協力している。
インタビューに応じたイギル・ボラ監督[映画.com ニュース] 26歳の韓国の新鋭女性監督イギル・ボラがろう者の両親を描いたドキュメンタリー「きらめく拍手の音」が6月10日、東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開される。 同映画は、ろう者の親を持つ聴者「コーダ」(Coda,Children of Deaf Adultsの略)として生まれ育ったイギル監督が、両親の生い立ち、結婚、今の生活、夢を綴ったもの。2015年、韓国で公開され、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015「アジア千波万波」部門では特別賞を受賞した。自身の“ファミリー・ヒストリー”を優しく見つめる本作はろう者の生活ぶりや、ろう者の両親を持つということがどんなことなのかを垣間見ることができる。 名刺の肩書には「監督」(director)ではなく、「語り部」(story teller)と記すイギル監督。「ドキュメンタリー監督になりた
双極性障害をかかえる当事者発の精神福祉のポータルサイト「リカバリーJAPAN」が正式オープン プレスリリース発表元企業:リカバリーJAPAN 配信日時: 2017-06-08 10:00:00 リカバリーJAPAN運営事務局(代表者:武藤 直哉)は、障害当事者の目線から作成した精神福祉のポータルサイト「リカバリーJAPAN」を2017年6月5日に正式オープンいたしました。 画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/130279/LL_img_130279_1.jpg 「リカバリーJAPAN」イメージ画像 URL: https://recovery-japan.org/ ■障害当事者だからこその目線でできた精神福祉のポータルサイト 現在、国内には身体障害者が約360万人、知的障害者が約50万人、精神障害者が約320万人おり、国民の約6%が何らかの障害を有
iOS11で、画面の背景色が黒になる「ダークモード」が利用可能となっていることが分かりました。暗い場所でも画面のまぶしさを感じずにiPhoneやiPadを操作できる「ダークモード」は、iOS10の発表前から多くのユーザーが追加を期待していた待望の機能です。 iOS11ではアクセシビリティの「色を反転」が進化! iOS11で利用可能となることがわかった「ダークモード」は、視覚に障がいを持つ方向けのアクセシビリティ機能のひとつ、「色を反転」が進化した新機能、「スマート反転」で実現しています。 設定アプリから、一般>アクセシビリティ>ディスプレイ調整と進むと「色を反転(Invert Colors)」と表示されるまではiOS10と同様ですが、iOS11ベータでは「Smart Invert(スマート反転」」と「Classic Invert(クラシック反転)」の表示が確認できます。 動画では最初、iO
湯浅さんが独自開発した「カラーパレット」。5つのシチュエーションでその人が使うとよい色を質感も異なる布でセットしている この記事の写真をすべて見る 2015年、女性を対象にした講座風景。正面中央が湯浅さん 2016年、男性を対象にした講座の様子 「視覚障害のある人に、カラーコーディネートの講座をしてくれませんか?」 カラーアナリストであり、マナー講座や就職支援講座の講師なども行う湯浅智子さんのもとにこんな依頼が来たのは3年前だった。 話を持ちかけたのは以前、湯浅さんの講座の受講生だった吉田理穗(りお)さん。吉田さんはあるきっかけで、国立大学法人で唯一の視覚特別支援学校である筑波大附属視覚特別支援学校(以下、盲学校)の宇野和博教諭と交流を持っていた。 「あるとき盲学校の寮の卒業生向けに行う『視覚に障害のある方のための講習会』の講師を探していると宇野先生から相談されました。その講習会は卒業生が
保育施設の4分の1は保育士らが足りず、うち2割弱は職員不足を理由に児童の受け入れを制限していることが、独立行政法人福祉医療機構の調査でわかった。政府は処遇改善策などで人員確保を目指しているが、「待機児童ゼロ」への課題が改めて浮き彫りになった形だ。 調査は昨年9~10月、同機構の融資先の全国5726施設を対象にインターネットで実施。1615施設(28・2%)から有効回答を得た。25%の404施設が昨年9月1日時点で「不足あり」と回答。そのうち18・3%の74施設は児童の受け入れを制限していた。また、職員不足対策として21・3%の86施設では、時間外労働を増やしていた。 2015年度に職員が辞めた1399施設に理由を聞くと、保育業界内での転職が29・8%、結婚が29・7%を占めた。「周辺に新設保育所や認定子ども園が急増し、競合している」との声があり、保育所間で人材の取り合いになっている状況もう
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